三菱重工やトヨタ中央研究所がやってた実験で、
何らかの未知の現象が発生してたのは確かだと思う。

論文に間違いはあるかもしれないが、
捏造するならもっとうまくやるはず。

ただし、宣伝しているビジネス屋は嘘八百言ってると思う。

それから、彼らの実験って、ほんの数センチ角の薄膜でやってたはずなんだよね。
そして、極微量の核変換物質と極微量の熱が観測されましたというだけ。

計測誤差やコンタミを疑われても仕方ないレベル。
科学的真偽はさておくとしても、 それを大型にして実用化するのは、かなりの技術的飛躍が必要。

大量の重水素と大量の水素吸蔵合金の薄膜が必要なだけでも実用に向かない。
100万円、1000万円の装置でお湯沸かしても売れんだろ。
鍋とガスコンロと何も変わらない。

しかも、ランキンサイクルを使って発電するとか言ってる人がいたけど、
発電効率を考えれば、火力発電なみの大型設備が必要になる。
真面目に考えてないのがよくわかる。

昔は、熱電素子で発電するとか言ってたので、それよりはマシかもしれん。
原価ゼロの工場排熱ですら、コストが合わずに 実用化が進まない技術を出す時点で、
熱力学の知識が乏しいのがよくわかる。