薬物入りカフェラテで昏睡レイプ強盗…40代男の犯行手口は ゲンダイ 公開日:2019/06/22 06:00 更新日:2019/06/22 06:00
 初対面の女性に薬物入りのカフェラテを飲ませて昏睡させ、レイプした上、現金まで盗んでいた。
 強盗と強制性交の疑いで11日、滋賀県警彦根署に逮捕されたのは彦根市のデザイナー、  中川佳幸  容疑者(43)。
 中川容疑者はSNSで知り合った女性Aさん(36)と同県米原市内で会う約束をした。
4月24日の夕方、Aさんを車の助手席に乗せ、コンビニでカフェラテを買い、薬物を混入させ、車で待っていたAさんに「どうぞ」と手渡した。
車内でそれを飲んだAさんは、隣の彦根市内に入った辺りで意識がもうろうとし、昏睡。
中川容疑者はAさんをラブホテルに連れ込み、服を脱がして陵辱し、財布の中から5000円札を抜き取った。
Aさんが目覚めたのは翌朝。どうやって帰ったか分からなかったが、自宅にいた。記憶をたどっていくと、悪夢のような出来事がよみがえってきた。

■市販薬より効能が強い処方箋

「Aさんの体内からは睡眠作用のある薬物が検出され、それも処方箋がなければ購入できないもので、市販薬より効能が強い薬やった。
刺激が与えられると一時的に覚醒するようで、服を脱がされ、挿入された時のことは、はっきり覚えとった。
ただ体が動かへんかったことから抵抗もできず、声も出されへんかったようや。
その後、そのままホテルに放置されたのか、電車に乗って帰ったのか、その辺りの記憶はまったくないそうや」(捜査事情通)

 Aさんの財布には現金が9000円ほど入っていたが、全部盗んだらバレると思ったのか、中川容疑者は5000円だけ抜き取っていた。

「Aさんと会うた経緯や無理やりやったことについては言い訳を繰り返しとる。自宅をガサしたら何種類もの睡眠薬が出てきたため、まだまだ余罪がありそうや」(前出の捜査事情通)

 中川容疑者はデザイナーといっても、iPhoneケースなどのデザイナーということ。芸術家気取りで、女性を口説いていたのかもしれない。