「今後はノーマスク」“鼻出し”マスク市議、提訴の真意を告白「ちゃんとした理由がないと苦痛。降りかかった火の粉を払うという主張、問題提起ができるチャンス」
2021/11/29(月) 13:26配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/d123ef3b389552d636e3eca9acf0c87fc07793e5



提訴の真意や持論を展開した若林市議
 市議会でマスク着用を強要され、発言を禁止されたのは憲法が保障する「表現の自由」が侵害されたとして、大分県臼杵市の若林純一市議が臼杵市と市議会を相手取り、マスク着用義務や議会内の発言禁止処分の取り消し・100万円の損害賠償などを求めて提訴した。
一連の問題について、若林市議は「ちゃんとした理由がないと苦痛。降りかかった火の粉を払うという主張、逆に言えば問題提起ができるチャンス」などと本音を告白した。

【映像】「鼻マスクぐらいよくない?」ゆきぽよが持論

 若林市議は9月、臼杵市議会本会議にて鼻出しマスクを注意されたが従わず議会退席命令を受け、波紋を呼んだ。若林市議は「マスクをすることが全く意味がないこととは言わない。効果とマスクをさせられることによるデメリットとどちらが大きいか」などと会見で自らの主張を展開。
会見に同席した弁護士も「マスク着用義務不存在確認等請求事件ですので、私たちはマスクなしで」などと述べ、マスク非着用で会見に臨んでいた。

 28日にABEMAで放送された『ABEMA的ニュースショー』で独自取材に応じた若林市議は「正しいことを言えば通るみたいな青臭い考えで入っていったので、現実はそうではないという壁にブチ当たった」と話すと「コロナに罹ってしまえばものすごく重症にもなるし後遺症も残る。
怖い病気だと思えばワクチンに頼ろうとなるが、コロナがそんなに怖い病気ではないのではないか。一方でワクチンは将来的に何が起こるかわからないじゃないかと。慎重に判断してくださいとなってきた」などと自らの考えの変遷について説明を続けた。

 また、マスク非着用に至った、こだわった理由については「鼻ぐらい隠せるやろって、そりゃもう普通の常識だと、そこでこだわらんでも鼻隠して普通に話して議会でやり取りすればいいという感覚も常識としてわかります」としつつも「マスクをさせられる理由とか意味とかがありますかね? 
それを示していただかないと皆さんに『マスクしてください』と言えないのではないかという感覚だ。ちゃんとした理由がないと苦痛だし、議会の場でマスクしないとしゃべらせないよって言われれば、自分に降りかかった火の粉ですから、払うという主張ができる。問題提起ができる。逆に言えば、まさにそのチャンス。
我が身に降りかかったので、ちゃんと理由を問うという場面がたまたまきたということ」と述べた。