エルサレム王ボードゥアン4世について語りたい
・顔とか皮膚とかガタガタになるハンセン病だけど少年時代は美少年
・軍事も政治もそつなくこなす有能
・サラディンと戦い、一度ボコボコにする
・その後サラディンと講和を結び、エルサレムに一時期平和をもたらす(後にルノーとか言う馬鹿に台無しにされるけど)
・病気が進行して全身不随、盲目になってもサラディンと戦い撤退させる
・死後、二年半後ぐらいにエルサレムがサラディンによって陥落(第三次十字軍へ)
この主人公ぶり。 ボ「引っ搔き合いの遊びしてたら何も感じないンゴ……」
医者「皮膚病ですね。治りません」
家臣「マジかよ……この子次のエルサレム王やぞ」
なお サラディン「えー?ボードゥアン?あの病気持ちの弱そうな子供でしょ〜?しかも数少ないから無視で良いでしょ〜」
ボ「突撃するンゴ!!!!!」
サラディン「ファッ!?」
サラディン這う這うの体で敗走。
ボードゥアン、一勝。
(モンジザールの戦い) ボ「ふいー。サラディンの軍隊の一部を撃破したンゴ。ちょっと休憩するンゴ」
サ「やぁ」
ボ「ファッ!?」
サ「この前のお返しに来たで」
ボードゥアン奇襲され返され敗走
ボードゥアン一勝一敗。
(マルジュ・アユーンの戦い) サ「あの……お金あげるからそこに砦建設するの辞めてくんない?」
ボ「拒否するンゴ!」
サ「しゃーない、戦争や」
ボ「開戦の知らせが来たンゴ!早速援軍を出すンゴ!」
モブ「さーせん、これ数日前のお知らせです」
ボ「」
サ「ウェーイw砦ぶっ壊しちゃったw」
ボードゥアン援軍を出すも時すでに遅し。
ボードゥアン一勝二敗。
(ヤコブの浅瀬の戦い) その後もサラディンと死闘を繰り返し、そして……
ボ「講和を結びたいンゴ」
サ「ええで。お互いに「巡礼者は襲わない」ってだけは守ろうな」
ボ「分かったンゴ!良いか部下ども!たとえムスリムでも絶対に巡礼者は襲っちゃ──」
ルノー・ド・シャティヨン「襲いました。いっぱいムスリム殺して、いっぱい強奪しました」
ボ「」
サ「……ろす」 ボ「お前何してくれるンゴ!休戦協定が台無しンゴ!ちゃんと奪ったものムスリムに返すンゴ!」
ル「いっやでーす。エルサレムじゃアンタが主でもヨルダンの主は俺でーす。さーてまたムスリム襲お」
サ「……殺す」
ル「ひえっ!サラディンがヨルダンまで攻めてきた!タスケテ王様!」
ボ「……」
ボードゥアン、救援に駆けつけてサラディンを追い返す。 ボ「も、もう身体が病気で動かないンゴ……目も見えなくなったンゴ。……でも頑張るンゴ……」
ル「はーいまたまた懲りずにムスリム相手に海賊行為やってまーす。あとサラディンの妹もぶっ殺しました(笑)」
ボ「」
サ「神に誓ってあの野郎だけは殺す!!」(←後に寛容で有名な英雄サラディン)
ル「お願い王様!またサラディンが来たの!助けて!」
ボ「……ちょっと救援に行くから担架出して」
サ「え?エルサレム王来たの?身体がったがたなのに?……しゃーない今回は撤退や」 ボ「も、もう病気も限界ンゴ。早く後継者決めないと……」
シビーユ「アタシボーちゃんのお姉ちゃん!未亡人だけどバチクソイケメンのギー・ド・リュジニャンたんと結婚したい!」
ボ「……そいつ顔だけの無能じゃ……」
シ「アタシに尼僧になれってか!(ガチギレ)」
ボ「ええ……」
イザベル「ねぇお兄様、アタシオンフロワたんと結婚するね!」
ボ「そいつはギー以上の下らな──」
イ「アタシに(以下略)」 ボ「な、何とかシビーユが前の夫と作った子供を後継者にする事に決められたンゴ。これで安らかに逝けるンゴ」
その後ボードゥアン5世即位するも、一年足らずで死去。ギーがエルサレム王として即位。
ギー・ルノー「「イェーイ!俺らの天下や!」」
そしてボードゥアン4世死去の二年半後、エルサレム陥落。ギーはエルサレムを追放。ルノーはサラディンの手で直々に処刑されましたとさ。
終わり。 この動画でサラディンとボードゥアン4世の熱い闘いを知ったンゴ
ボ4世が完全に漫画の主人公 この人が後に戦国の日本へと転生し大谷吉継となったのだが、それはまた別のお話…