愛媛の脱走犯を超能力で探すスレ
企業名で言えば、「旭化成」の「化成」は「万物は適切な居場所につくことで、
世界を変化成長させる」から来ており、化学が社会を生成発展させる様子を表現した。
「資生堂」は「大地の徳は偉大なるかな。万物はそこからあらゆる資源として生まれる」から来ており、
西洋の薬学に東洋的な自然重視の観点を含みこんでいる。こうした企業は、
時流の変化に伴う業態の変化に対し、『易経』の理念を提示することで、
社会の生成発展に参加しようとした。身の回りを見渡せば、神社の手水舎や、額に掲げられている「洗心」
という言葉は、「易によって心から私欲を洗い流し、無意識下に潜り込む」という意味であり、
高島に言わせれば、誠にアクセスする作業ということになる。また、日常生活でよく耳にする言葉も
『易経』を出典としており、「講習」は「友と議論を交わしてすぐれたところを真似する」、
「観光」は「国のすぐれた点を仰ぎ見る」、「同人」は「志を同じくする仲間と官職を超えて交わり、
理想の社会実現を目指す」、「虎視眈々」は「虎が獲物を狙うように、よそ眼をくれず徳を養う」
という意味で、そのように生きれば、未来が開けていくというヒントが、日常語の中に隠れている。
一方で、『易経』を悪用したものとしては、「豹変」がある。これはもともと「君子豹変」と言い、
「すぐれた人は、社会通念や成功体験にとらわれず、豹の毛がつややかに生え変わるように、
一気に間違いを直すものだ」という意味であったが、とある代議士が変節した際にこれを用いたことから、
いきなり前言を撤回して居直る様子を指す言葉になってしまった。だが、『易経』は続けて
「だが、つまらない人間は、私益を得るために顔つきだけあらためる」と書いてあるから、
こうした人間が出ることもお見通しなのである。このように、意外にも日本社会には『易経』
の言葉があちこちにあり、その言葉をヒントにして、生き方や進み方を変えることができるように、
工夫がこらされている。『易経』のみならず、身の回りの何気ない言葉に、
案外に使える中国思想の考え方が眠っている。「東洋思想の叡智」とまで大上段に構えるつもりはないが、
もしもこれを読んで中国思想を人生やビジネスの武器として使い、ピンチをチャンスに変えられるかもと、少しでも明るい気持ちに変われば、とても嬉しい。 事実高島は、投獄されたり、殺されかけたりした経験があった他、
百発百中の占いを行うわりに、何度も危機的な状況や不運に見舞われている。
しかし、そこで高島は狼狽して易に奇跡的な助けを求めるのではなく、その状況のもつ意味と、
それに対する心構えを問いかけた。そして、あらゆる状況を生成発展の資本にすることで、
あらゆる事業を最終的に成功へと導き、安楽な晩年を手に入れた。
こうして高島は易によって物事を生成発展の視点からとらえて柔軟に変化し、変化の波に乗ったのである。
この姿勢は、易の占いと思想の両面を整理した大学者、朱熹(朱子:1130〜1200)の考えに非常に近く、
高島は易を正確に理解し、運用していたことが分かる。ここにおいて我々は、
『易経』が説く変化を貫く法則と、自分を変えて変化の波に乗る方法とを知ることができる。まず、
世界の変化は人間から見て良いことも悪いこともあるが、それらは全て生成発展のために起きている。
これが変化を貫く法則である。しかし、人間は社会通念や成功体験に執着し、
表面上の良し悪しにとらわれて、そうした変化を活かすことができず、
また不要な手出しをしてかえって状況を悪化させる。これは法則からはずれた考えや行為であり、
ここにおいて、いきづまりや破滅が起こる。これを回避するためには、立場や役割になりきることで、
社会通念や成功体験を忘れ、今、目の前に必要なことに淡々と取り組む必要がある。
この時、周囲の変化が生成発展の一場面として見えてきて、柔軟に自分を変えていくことができる
こういうことを言うと、破綻した家庭やブラック企業を持ち出す人がいるが、
『易経』にもわざわざ暗黒時代の組織からの逃げ方について書いているから、
この場合の立場は「自由になる」、役割は「とにかく逃げる」である。これができると、
表面上の感じ方や考え方が変化しても、他者から見て、ゆるぎない「個」、一貫した事業として認められ、
人生や組織を生成発展させられる。これが自分を変えて変化の波に乗る方法であり、『易経』
は運不運のヴァリエーションを網羅して示すことで、一々恐れず、それらを資本にできるよう整理した。
このことを知っていたのは高島だけではない。近代の日本人は『易経』に親しみ、さまざまな場面にその言葉を刻んだ。 高島は江戸時代末期から大正時代までを生きた実業家であり、材木商から始まって、
横浜で貿易商や建築請負業を営んだ。いち早く東京―横浜間の鉄道開通を明治政府に説き、
横浜の埋め立て事業を引き受け、また横浜瓦斯局を設立。日本初の都市ガス事業を成功させ、
横浜の街をガス灯で照らした。そして、高島学校を創設して近代教育事業を開始し、
総理大臣になった人材などを輩出している。いわば横浜の父ともいうべき人物である。
事業家としては他に、愛知セメント(現・太平洋セメント)を設立し、北海道炭礦鉄道を軌道に乗せ、
東京市街鉄道(現・東京都電車)を経営した。その高島があらゆる人生の局面に用いたのが易であり、
その占いが驚異の的中率を誇ったことから「易聖」と呼ばれた。彼のもう一つの顔は易占家であった。
易占に関しては、安政の大地震(1855)を予知した、西郷隆盛(1828〜1877)や伊藤博文(1841〜1909)
の死期を当てた、日清戦争(1894〜1895)や日露戦争(1904〜1905)の戦局を見通したなど、
伝説じみたものが多い。ただ、ここで問題にしたいのは占いそのものではなく、
高島が易をどのように考えていたのかということである。彼の主著である『高島易断』によれば、
易は占いを通じて神明(神)と心を重ねる行為であり、それによって誠になりきることで、
私欲にもとづく偏見や誤解を取り去り、物事を見通すのだという。誠とは、
太陽が一日も欠けることなく昇っては沈み、万物をあまねく照らして育むように、
家庭や職場における立場と役割に日々丁寧に取り組み、社会をより良くしようとする心をいう。
これはもともと儒教の根本経典である「四書」の1つ、『中庸』の言葉であり、
高島は幼少期より四書に親しみ、また『易経』を編纂したのは儒教の開祖である孔子(前552〜479)
であると信じて祀っていたから、おのずからこうした考え方に至った。つまり高島は、
実業家として求められる社会的な立場と役割になりきり、個人的な私益にかかわらず、
常に公益に徹する心を維持することで、その事業と人生を成功させられると信じ、
その心を維持するために易を用いたのであって、恋愛成就や願望成就を求め、
視野の狭い考えやわがままを押し通すために、半ば祈るような占いをしていたのではない。 さまざまな国家の興亡があったとしても、世界そのものはそれによって生成発展していると考えることである。
これは細胞が生まれたり死んだりすることで、1つの身体が維持されているような考え方であり、
ビジネスの世界で言えば、たとえ大恐慌があって企業が連鎖倒産したとしても、
日経平均が0円になることはなく、新しい企業が勃興して以前よりも経済成長するということである。
とはいえ、世界は生成発展しているから、国家が滅んでもかまわない、経済は生成発展しているから、
自社が倒産してもかまわない、国家は生成発展しているから、自分の家が滅んでも気にならない、
家は生成発展しているから、自分は不遇でもかまわないという人は、あまりいないだろう。そして『易経』
もまた、そのような自己犠牲は求めていない。 こうした時は、主体を自分自身に置いて考えてみる。
すると、そこには何をやっても上手くいった時もあれば、どうにも八方塞がりだった時もあり、
山あり谷ありの中に、その時々の自分が、今となっては相対的なものに過ぎない世間の常識(社会通念)や、
限定的に有効だったやり方(成功体験)を信じ、その時々で異なる感じ方や考え方をしていたことを、
しみじみと感ずるはずである。そして、表面的には上手くいっていたことも、後の災難の伏線であったり、
思い出したくもない出来事が、後の安定の種になっていたりすることも珍しくない。それが分からない人は、
いつまでも社会通念や成功体験に執着して同じ過ちを繰り返し、そのことにすら気づかない。
そうした人は、人生が終わったように感ずるが、それはこれまでの社会通念や成功体験の終わりであって、
家で言えば家族のあり方やつきあい方を変える時、会社で言えば事業転換か整理再生の時、
国家で言えば政治改革か政権交代の時であるに過ぎず、その機会を見逃すことで、本当の破滅に至る。
残念ながら、そこでその人や組織は終わりだが、そこにはまた新しい存在が登場し、世界は再び動いていく。
これが骨身にしみれば、絶望を感じる原因となる社会通念や成功体験に執着せず、
考え方や感じ方を時流に合わせて変化させることで、自分自身を生成発展させ、そこから家庭や企業、
国家を変化させていくことができる。『易経』を読めば、自分を変えて変化の波に乗ることが可能なのか。 「俺昔、怪談、霊的なのを扱うのをやったときに、ああいう時って万一のために、
そういう人ついてない?」と切り出した。数日後、霊媒師からテレビ局の人物を通じて
「霊がついてるかもしれない」と指摘されたという。「なんかそうなんかな」と思った、
芸人仲間何人かとその霊媒師の家に行ってしまった。「『お祓いする』みたいな。俺も
『この人はマジの人なんや』って思った。で、そこからすごい連絡来るようになって。『こうしたほうがいい』
『ああしたほうがいい』『こないだの番組見たけど、あの人とはもう共演しないほうがいい』とか」と回想。
さらには霊媒師から「私は誰がいつ死ぬのかも全部見えてるから。いつ死ぬかもわかってるし。
何だったら言いましょうか」と告げられたことも。尻込みし、その日付けを聞くことはなかったが
「俺、割と信じちゃった」という。その後、食事に誘われ「またいい情報もらえるかもしれん」と承諾。
しかしその食事はドタキャンされたといい、「『えどうしたんですか』って言ってら
『めっちゃ親しい人が急に亡くなった』え、お前いつ死ぬか分かるんちゃうんかそっからもうないないない
ない」とこりごりという表情で振り返っていた。「だまされたことありますか」という話題になり、
「霊的なことを扱う」際のエピソードを披露。「万が一が起こった時のために」霊媒師も同席し、
数日後に連絡が。「局の人を通じて『霊がついてるかもしれない』と」と言われ、不安になったという。
その霊媒師から自宅に招かれ、芸人仲間と訪問。その後も頻繁に連絡が来るようになったという。
「この人はマジの人なんやと思って。こうしたほうがいい、ああしたほうがいい、
あの番組見たけどあの人とはもう共演しないほうがいいとか」と言われた内容を明かすと、「え〜」
と仰天した。霊媒師は「誰がいつ死ぬのかも見えてるから」と言い、「何だったら言いましょうか」
と伝えたが、恐怖で「いやいや、いいです」と拒否。しかし「割と信じちゃって。食事行きましょうとなって」。
しかしその食事会はドタキャンされ「どうしたんですか」と尋ねると、その霊媒師は
「『親しい人が急に亡くなった』と。え、お前いつ死ぬか分かるんちゃうんかって」とツッコむと、
それをきっかけに怪しむようになったと明かした。 『情報7daysニュースキャスター』(TBS)に村西とおるが
「ジャニーズ問題の専門家」としてVTR出演したのも驚いた。村西とおるの出演は
「元フォーリーブス・北公次の後見人」という立場で、「気の毒で仕方がなかった」
「怒りですよ。こんなのは許せないなと」と義憤の部分を強調して語っていたから、
村西が1980年代に一世を風靡したアダルトビデオ監督とは知っていても、
どうして北公次の告発ビデオを撮ったのかという経緯は微妙に分からないし、
実際、老親から訊かれたも、どうにも答えづらかった。まあ、
1994年2月にジャニーズ事務所を辞めて30年近くが経過した田原俊彦へ流れ弾が行くのはどうか、
という判断が働いたのだろうが、そもそもの発端は1988年3月、村西が撮ったアダルトビデオ
『顔にベチョッとください』を「トシちゃんと一夜を共にした女」という惹句で、
自身がレギュラー出演していた『11PM』(日本テレビ)で宣伝したからだった。
主演女優の梶原恭子は過去に田原と肉体関係があったので、スキャンダラスな便乗商法を狙ったのだが、
当然、ジャニーズ事務所メリー喜多川の怒りを買い、『11PM』の担当ディレクターは左遷された。
これが遠因となったのかどうかは分からないが、1990年には番組も終了しているから、
日テレの編成にまで及ぶレベルの圧力だったのだろう。メリー喜多川は梶原のインタビューを掲載した
『週刊ポスト』(小学館)に対しても、小学館へ圧力をかけてきたが、
村西は黙って屈するような人物ではない。写真週刊誌『FOCUS』(新潮社)
のカメラマンを伏兵として仕込んでおり、神保町の小学館本社へ乗り込んできたメリー、
藤島ジュリー景子、広報部長の白波瀬傑、田原といった面々の写真をスクープ記事にしてしまった上に、
小学館でのやりとりは『FLASH』(光文社)にも掲載された。当時、小学館も二番煎じの写真週刊誌
『TOUCH』を出していたのだが、このスクープを抜かれたのは恥さらしもいいところで、
こちらも翌1989年に休刊している。 メリー喜多川の強圧的な態度に憤慨し、ジャニーズ事務所との全面抗争を宣言した村西は、
梶原主演で田原との密会を再現ドラマ化した第2弾『ありがとう! トシちゃん』を発売すると、
更に消息不明状態だった北公次を探し出し、ジャニー喜多川の性加害を告発したビデオ『光GENJIへ』
(パワースポーツ)を発売した。これが『情報7daysニュースキャスター』で流れた映像の元だが、
1989年9月15日の発売より前に、聞き書きの手記『光GENJIへ元フォーリーブス北公次の禁断の半生記』
(データハウス)が1988年12月に発売され、巷の話題となっていた。厳密に言えば、
当時の北公次はフォーリーブス時代からの麻薬中毒でほとんど廃人状態だったから、
知っていても手を出さなかったのだが、事務所のウィークポイントとはいえ、
圧力とは直接関係がなかったジャニー喜多川のスキャンダルを攻めるあたり、
村西が喧嘩慣れしていることが伺える。喧嘩の武器を探していたら、義侠心に駆られたのかも知れないが。
それにしても、発端の『顔にベチョッとください』の発売日は1988年3月17日とされており、『週刊ポスト』
の梶原インタビューは発売直後のパブ記事だ。『FOCUS』にスクープ写真が載ったのは4月なので、
恐ろしく展開が早い。北公次の手記とビデオは9ヶ月空いているが、
これは映像出演可能なレベルまでリハビリの必要があったからだろう。もっとも、
ここまでのエピソードは村西本人もあちこちの出版メディアで包み隠さず語っており、
盟友の本橋信宏による評伝『全裸監督』はNetflixで映像化され、
大ヒットしたのは言うまでもない。なので、ここまでの記述も大半はそのあたりのまとめだが、
時系列を整理しているうちに「強圧的なジャニーズ事務所と対立したとはいえ、
アダルトビデオの監督がどうしてそんな告発ビデオを撮ることができたのか」
という当時の状況自体が、今となってはどうにも説明しづらいことに気づいた。
話の前提として、アダルトビデオが市場として可視化されたのは、
劇場公開ではないビデオ市場向けのオリジナル作品が発売され、
後に最大手メーカーのひとつとなる宇宙企画が設立された1981年である。そして、
草創期の監督たちはアダルトビデオのプロパーではなく、ピンク映画出身者が多かった。 いつもは辛口で批判することも多いですが、
市長のことはすごいと思っています。政令指定都市のなかで人口増加率、
市税収入の伸び率ともにトップという明確な実績を残しているからです。政治家は結果を出せなければ、
市民に選んでもらった意味がありません。しかも市長はもう当選4回になりますが、
選挙のたびにどんどん人気が高まっています。市民のニーズをしっかりと把握し、
それに応えている証拠でしょう。逆もまた然りで、市民が求める政策を実施できているのも、
選挙で支持してもらえているからですね。選挙に弱いと、当選しても次回また応援してもらうために、
政策面で各所への「配慮」が必要で本当にやりたいことができません。
昔から政治家志望でしたが、学生時代に「選挙に強くなければ政治ができない」
という雑誌記事を読んで以来、選挙で勝てる政治家を目指してきました。
選挙に弱いと選挙活動を優先してしまい、思うような政策や改革が実行できなくなる。
アナウンサーになったのも、まず視聴者に顔を知ってもらって知名度を上げるためです。
アナウンサーは取材の過程で市民の生の声を聞くし、伝える力も抜群です。
市民が本当に求めている政策を実行できているのは、そういった経歴もあるのでしょう。
ただ市はひとつの政令指定都市であると同時に、「経済の中心」でもあることはつねに意識しています。
ありがたいことに市長になってから、人口は146万人から164万人へ、18万人も増加しましたが、
ただ単純に人口を増やせばいいというものでもありません。まずは経済を成長させて、
その果実を子育て支援などに回すことを意識してきました。だからこそビル建て替えプロジェクト
やスタートアップ支援などの成長戦略にも取り組んできたわけです。街に「雇用」と住みたいと思わせる
「ワクワク感」がなければ、選んでもらえませんから。市は地方のリーダーとも言えるので、
大きな責任が伴います。ベッドタウンのひとつである人口30万人とは求められるものも変わりますよね。
ただ都市としての規模は違っても、共通する悩みは少なくないと思います。
たとえば市長も何か実行しようと思うたび、財源の確保には頭を悩ませたのではないでしょうか。
最初の2期は財源をつくるために行財政改革を実行して苦労しましたね。 ただおかげで出費をカットするなどして、約1000億円の財源を確保できました。
先ほどの経済振興策で市税収入も就任当初から年間900億円以上も増えたので、
ようやく財政基盤が安定してきましたね。行財政改革となると、
すでについている予算をカットすることになります。
就任直後だと抵抗もかなり激しかったんじゃないですか市長だった12年間は、
それが原因で市の職員や市議会議員とケンカしっぱなしでした。
減らされる側は必死で抵抗してきますからね。新しい政策を始めるよりも、
既存のものをやめるほうが大変です。そこで有識者会議を設置して、
マスコミにもオープンにした状態で優先順位を決めることにしたんです。
行政だけで検討すると不満が出ますが、フラットな立場の有識者から、
公開の場で「この補助金は必要ない」と言われると反論しづらい。
また現場の担当者も「有識者会議が決めたから仕方ないんですよ」と相手方に言えます。
つまり、有識者会議に嫌われ役を買ってもらうんです。市長に就任した1年目から、
すでに始まっていた事業でも優先度が低いものはハンコを押さずに中止しました。
その直後から自宅のポストに「天誅が下るぞ」といった脅迫文が届き始めましたけど、
市民にとって必要ないことに大事な予算は割けません。そういった抵抗を乗り越えないと、
財源はつくれませんよね。ただおかげで子育て予算も就任当初から倍増させることができました。
市を参考にして、3歳になるまでの子どもにおむつなどを届ける「おむつと安心定期便」も始めています。
目立つせいでおむつ便は市が全国初だと思われがちですが、実はマネした政策です。
5年前に子育て支援政策などをノミネートする「ベスト育児制度賞」の表彰式で、
たまたま隣の席が市の方だったんです。「おたくの市は何の政策で表彰されたんですか」と聞いたら、
「家におむつ持って行ってます」と返ってきて。好評だと聞いたのですぐに視察に行き、
始めることにしました。ただアレンジは加えましたね。単におむつを届けるだけでなく、
研修を受けた子育て経験のある女性が持って行き、その場で育児の相談もできるようにしました。
リスクを恐れずに初挑戦するチャレンジ精神の持ち主を「ファーストペンギン」と呼びますが、
それに続く「セカンドペンギン」も同じくらい重要だと思うんです。 誰かが前例を破ってまったく新しいことにチャレンジしたときに、
二番手で続くのもけっこう勇気が要りますよね。でもいい政策であれば、
たとえ前例がなくともマネして当然です。実施したそのほかの政策も、
実はよその市や海外のマネばかりです。医療費の無償化は先に始めていた市の市長に、
財源を確保する方法や市民からの反応を聞いて取り入れました。給食費の無償化は韓国のソウル市が、
養育費の立て替えはヨーロッパなどがやっているのをマネしています。
先に始めている自治体には知見もたまっているので、ノウハウを取り入れてマネすれば失敗しづらい。
最近では市をマネした子育て支援の取り組みが、各市にも広がりつつあります。
本来ならば国が主導して進めるべきかもしれませんが、ご覧の通り、国は本当に動きが遅い。
そういった場合こそ、どこかの地方自治体がまずやってみせるのが重要です。国もほかの自治体も
「やらない言い訳」ができなくなりますから。大きな街の市長にマネしてもらえるとうれしいですね。
よく子育て支援に対して、「小さな市だからできるのであって、大都市では無理」と言われるけれども、
決してそんなことはない。しかも私ひとりだと「変わり者がまた変なことをしている」で終わってしまうので、
市長のようなまっとうな政治家がマネしてくれると心強いです(笑)。ここのところ人々の価値観や働き方、
そしてテクノロジーの変化が凄まじい。一方で日本は本当に物事を変えにくくて、
制度のアップデートも遅い国だと感じます。なかには、本来であれば国がやるべきなのに、
動きが遅いから地方自治体が肩代わりしているものもあります。国は財源を確保するのが得意で、
それぞれの自治体は地域の特性に合わせた細やかな政策アレンジに長けているのだから、
得意分野に応じて分担すればいい。子育て支援も国が海外並みに予算をつけてくれれば、
こちらも市民一人ひとりに寄り添って丁寧に実施できるんですけどね。
先日、ドバイ市長が視察にやって来ました。
聞けばあちらでも少子化が進んでいるそうですが、それでも一世帯あたり3〜5人も子どもがいる。
大学卒業まで教育費も医療費もすべて無料なので、経済的にほとんど負担を感じないからです。 文化が違うので日本と単純比較はできませんが、それを聞いたときに、「これぞ”異次元の少子化対策”
だな」と思いました。それこそ市民ニーズの問題です。子どもをもう一人産みたいと思っていても、
大学までの学費を考えると躊躇してしまう人も多い。そこを税金で支援すれば、子どもが産まれ育って、
やがて地域社会を支える力になってくれます。ただ子育て支援を充実させてきた、
決して自治体同士で競い合って、「無償化合戦」をやりたいわけではありません。
まずは自分でやってみて実現できると示さなければ、
国も動いてくれないと思うから腹をくくってやっているわけです。
本当は国が吸い上げて全国規模で行うのがベストだと思います。
医療費の助成なんて今や全国どこの自治体でもやっているのだから、
国がまとめて実施したほうが効率的なはずですが。政治家が向いている方向の問題でしょう。
この前の内閣改造を見ていても、やはり総理は派閥の有力者の顔色ばかりうかがっていて、
国民のほうを向こうとしない。国民の支持に関係なく総理大臣を続けられる点に、
構造的な問題があると思いますね。だからかねてから「首相公選制」を主張してきました。
国民が責任を感じながらリーダーを選び、選ばれた側も国民との約束を守るような構造になれば、
国のトップも国民のほうを向いて政治をするはずです。実は学生時代に政治家を志したときは、
国会議員をイメージしていました。しかし今の日本は完全に制度疲労を起こしていて、
中央政府で物事をドラスティックに変えるのは難しい。
だからこそ、「いいな」と思ったらすぐにチャレンジできる地方自治体の首長こそ、
日本を変えていく可能性を秘めていると思います。市民から直接選挙で選ばれて、
予算権と人事権を握っている。やろうと思いさえすれば、何だってできます。
総理大臣にだって人事権はありますし、政党のトップとして小選挙区の公認権も握っている。
本当は権限があるのに、使っていないだけです。だからこそ市長のような人が、
総理大臣になってほしいんですよね。今の国会には、次の選挙のことばかり考えている「政治屋さん」
が多すぎます。覚悟を決めて責任を取れる市長のような「政治家」がリーダーになるべきです。
ただ国会議員になると、所属する政党や派閥のトップの意見に従わざるをえません。 マッチングアプリで知り合った女性に対し、
性的暴行を加えた疑いで逮捕された中国四国管区警察学校の警視正が、
女性と会ったことは認めたうえで「売春を取り締まる捜査の一環だった」
と供述していることが捜査関係者への取材で判明した。警視正は現場での事件捜査に関わっておらず、
県警は容疑を否認するための口実とみている。不同意性交等と強要の疑いで逮捕された警視正は、
同学校指導部長(58)。市内のホテルで夜、アプリで知り合った初対面の20代女性に
「実は警察官だ。売春を担当する部署にいる。これは犯罪になる」と脅して性的暴行を加え、「始末書」
と題した書面を書かせるなどした疑いが持たれている。捜査関係者によると、逮捕後の取り調べで
「女性と会った」と供述したうえで、「売春行為を取り締まる捜査の一環だった」
と説明していることが判明。一方で「性交や強要はしていない」と容疑を否認しているという。
警察学校で警察官の寮生活などを指導しており、売春などの事件捜査は担当していない。
県警の捜査で、女性に書かせた始末書は「売春などはしない」と約束させる内容だったことも判明。
事件当時には階級章付きの制服を着用し、数日後に女性の携帯電話番号も聞き出しており、
県警は警察官である立場を悪用していたとみて調べている。
県警本部の生活安全企画課長などを歴任した。送検され、カメラに向かって一礼し、
さらに何度も頭を下げて車に乗り込みた。市内のホテルで、20代の女性に性的暴行を加えた疑い。
階級で上から4番目にあたる警視正で、過去には警察署の署長も務めた。
マッチングアプリで女性と知り合ったという。市内のホテルに入ると「実は警察官なんだよ」と言い、
階級章のついた警察官の制服を着ていた。「売春とかを担当する部署にいる。これは犯罪になる」
と言って、女性に性的暴行を加えた。さらに、女性に「始末書」として書類を作らせ、
個人情報などを書かせたとみられている。2日後には女性の自宅付近で待ち伏せし、
携帯電話の番号を聞き出した疑いも。捜査関係者によると、複数の女性に対して
「売春取り締まりの捜査」などと言って「始末書」を書かせ、同様の犯行に及んでいたとみられ。
調べに対し「被害女性に会ったことは間違いないが、性交や強要はしていない」と容疑を否認しているという。 いったい、どれほどのPFASを体内に取り込んだのか。想像もつかないからこそ調べてほしい、
と求めたのだった。防衛省との団交で、全駐労は、米兵との二重基準についても詰め寄った。
三沢基地では、PFASによる健康への不安を抱いた消防隊員が基地内の診療所で血液検査を求めたが、
「日本人は受けられない」と断られた。嘉手納基地の消防隊員は
「同じように泡消火剤を扱っていた米軍人は軍病院で血液検査を受けている。
なぜ私たちは受けられないのか」と漏らした。こうした声に、防衛省は次のように説明した。
「米軍の血液検査はデータ収集・サンプリングのためのもので、
健康上の問題を特定したりするためのものではない。
また、受けるかどうかは任意だとの説明を米側から受けている」
結局、防衛省は22年12月、血液検査は時期尚早との意向を伝えた。しかし、その5ヵ月前、
7月27日付で出された米国防総省マニュアルを読むと、消防隊員である兵士への血液検査は、
アメリカの国防政策の方針を定めた国防権限法(20年)に基づいて行われる、と記されている。
PFASの中でも代表的なPFOS、PFOA、PFHxSなど6種類について定期検診の一環として調べ、
健康への影響の評価は定まっていないとしながらも、「PFASファクト・シート」
とともに結果は本人に伝えられる。なお、血液検査を受けないことも選べるが、
その場合は署名した書類の提出が求められる。
在日米軍基地で働く日本人消防隊員の雇用主にあたる防衛省が、検査をしても、
血中濃度についての基準がないため結果を評価することができないとして、
「今後、基準が設定されていくことと血液検査の実施は、車の両輪のように考えている」
と事実上、棚上げしたのとは対照的だ。全駐労の中央執行委員長は
「同じ作業をしていて日本人だけ血液検査が受けられないというのは納得できない。
引き続き防衛省に働きかけていきたい」と話す。防衛省は、日本人消防隊員の血液検査について
「血中濃度と健康影響についての国際的な知見がないため、実施する予定はない」と答えた。
ベテランの消防隊員は言う。「アスベストのようにずっと後になってから症状が出てくるかもしれない。
退職してから、がんがわかり、余命を告げられてから調べたのでは遅いのです」 この数年、泡消火剤によるとみられる環境汚染が報道され、体への影響が心配になったという。
基地従業員でつくる「全駐留軍労働組合」(全駐労)によると、
在日米軍基地で働く日本人従業員は国に雇用されるが、公務員ではない。
このうち消防関連業務についているのは全国で669人(22年4月現在)。
全駐労は昨年、防衛省との団体交渉で初めて、日本人消防隊員の血液検査を求めた。
PFASは腎臓がん、精巣がん、潰瘍性大腸炎などのリスクを高めるとされるだけに、
血液中にPFASがどれくらい蓄積しているかを現時点で調べておくことが必要だという。
これに防衛省で基地を担当する地方協力局の労務管理課が答えた。
「消防庁や航空自衛隊にも確認したところ、消防隊員が定められた手順・
規則に従って機材などを扱えば、消火剤等が体内に取り込まれることはないと理解している。
また米軍でも、安全対策を考慮した手順・規則に則って活動することになっている、と説明を受けている」
しかし、その説明は実情とかけ離れたものだ、と現場の消防隊員はいう。
「基地内にある消火訓練用ピットでの訓練では、直径30メートルほどの火柱がビル6階、
7階ぐらいの高さまであがります。水だけでは消せないので、泡消火剤を火柱に向かって打つんです。
僕らが『打つ』というのは、航空機火災用の特殊消防車の大砲から発射するからです」
消防車数台から泡消火剤を放っても、火はなかなか完全には消えない。
「そうなると、足元の火をホースで消している消防隊員の頭の上から、
またバンバン打っていく。消防服を着ているといっても、一面泡まみれです」
そうした消火訓練を週に1回か、月に2回ほど重ねていたという。このほか、
水を混ぜた泡消火剤の希釈率が規定の3%になっているかどうかを確かめるため、
空中に打ち上げた泡消火剤を手で持った計測器で調べたり、
泡消火剤の原液を消防車両に補充したりするのも、日本人消防隊員の役割だった。
いずれも防護服を身につけずに作業して、泡が手にまとわりついたりすることもあったという。
横田基地関係者も、「基地内の管理は杜撰で、とても表に出せるものではありません。
泡消火剤の原液3000リットルが地中に漏れるような事故も起こしているのですから。
隊員たちが不安に思うのも理解できます」と明かす。 県議選で初当選した有罪判決が確定した。知事と同姓同名であり、
過去に詐欺罪で有罪判決を受け服役したことを明かした異色の議員として注目を集めたが、
最初の定例県議会が閉会した日に詐欺の疑いで逮捕され、議員辞職。
地裁は、新型コロナ対策の国の助成金を計約2800万円騙し取ったなどとして、
懲役3年6月の実刑判決(求刑懲役6年)を言い渡していた。
当選後、市内で面会し、出馬に至る流れや現在の思いについて話を聞いていた。飄々とした、
とらえどころのないとの印象を抱いたが、その時「私の過去もありますので、本当に当選していいのかな」
との率直な思いも吐露。また釈放されてから出馬までに何らかの罪に問われたことはないか
という質問に対しては「ないです」と即答していた。今、何を考えているのか。手紙を送ると、
「さすがに求刑6年と言われた時は落ち込みましたが、判決は3年6月、未決50日と、
ほぼ半分になりました。今はもう早く刑務所へ行って、早く帰ろうという気持ちです」との返信があった。
まず、県民に伝えたい事としては、お詫びの言葉しかありません。今回の件は、2年半前の事であり、
当時は県議では無く、ましてや県民でもなかったのに、県議と言う言葉が一人歩きし、
いやでも僕と結びつけてしまう報道にいきどおりを感じており、
県民の方々には申し訳無いとの気持ちしかありません。ではなぜ犯行に手を染めたかと言えば、当初、
私としては書類を作っただけであり、罪の意識はありませんでした。今回の件は2年半前にさかのぼります。
私の知人(今回一緒に逮捕された人)から「愛媛にコロナで困っている人がいる。助けてもらえないか」
と相談を受けました。私は当時、コロナ助成金(新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金)
を知っていたので、書類を作ってあげるくらいならと、作成してあげました。私はこの時、
書類を作ってあげただけと思っており、罪の意識は全くありませんでした。ただ後日、この申請が通り、
私は手数料を受け取ってしまう事に。これが、いわゆる今回の助成金不正受給詐欺となったのです。
その後も、この知人から「別のホテルもコロナで苦しんでいる。助けてあげてほしい」
と言われ書類を作ってあげる事になりました。この時も同じく申請通り、手数料を受け取っています。 その後は、この2社の方と連絡を取ることはなかったのですが、昨年(2022年)2月頃に、
その内の1社に何らかの調査が入ったとうわさで聞きました。まだ出馬を決める前のことです。
紹介者に確認したところ「いや、調査は受けたようだが、弁護士を入れ対応してるらしいので大丈夫です」
と言われ、安心していました。後でわかったのですが、この1社は、私の申請の後、
自分で助成金センターとやりとりをしていたようでした。すっかり安心していた私はその後、
選挙モードで行き、今年(2023年)4月の選挙で当選しました。議員活動を開始すると、
初めは議会でも“際物”扱いだったのですが、少しずつ馴染んでいったように思います。
さあこれからと言う6月、家に警察が来て、その後逮捕となりました。
私は前回の服役後、前科者であると言う事を隠して生きて行く事を望まず、
履歴書に全て記載した上で就職活動をしていた為、
50数社の面接に落ちるなど大変苦労しました。その為、議員としての活動に再犯防止を掲げ、
初めての一般質問で再犯防止を述べた一週間後に本人が再犯で逮捕されると言うオマケ付きで。
これが今回の件のあらましです。さすがの私の心も、この逮捕時は万感胸に迫るものがありましたが。
今はまだ拘置中であり強制される事は何も無く、1日2通出せる手紙と読書で過ごしています。
ただそれもあと数日、判決後14日で刑が確定する受刑者となり多分、
全国どこかの刑務所へ移送されるまでは、1日中洗濯バサミを作ることになります。私の求刑は6年でした。
同種の前科のある私に、猶予刑は望めず、今回の3年半は最短であったのではと思っています。
さらに未決を50日もらっています。であるなら、余計な戦いをするより、
早く刑を終わらせればと思っています。なので控訴はしませんでした。 CIAは資金・人材・育成、すべてにおいて群を抜いていました。外事警察としてアフリカにいたとき、
格闘技の世界チャンピオン級がCIAにいたのですが、明らかに殺傷能力が高そうでした。
靴下に小さいナイフを忍ばせていて、非常に高いレベルまで訓練されていると感じました。
その気になれば瞬殺できたでしょうね。日本の公安は「警察官になった人」から選抜されますが、
CIAは才能を持つあらゆる人に対して直接スカウトしにいくので、偉才ぞろい。会った人の中に、
仏教の研究で博士号を取得していた人もいました。「諜報がてら仏教国を回れるから楽しい」
とか言ってましたね。世界チャンピオンの彼は「ちょっと気になることがあるからナミビアに行ってくるわ」
という感じで世界中を回っていました。資金力も日本の警察とは、雲泥の差があると感じました。
お金だけではありません。時間的な余裕も外事警察とは格段の差がありました。
大使館勤務もしていましたから、日本人のパスポートの再発行とか、
日本に行きたい現地の人のビザの審査もしていました。諜報活動はその合間に兼務する形です。
一方のCIAは、兼務なんてしません。諜報を専門としており、それに割く時間をたくさん持っていました。
日本に来るCIAの諜報員は日本語が信じられないくらい上手です。彼らはイマルジョン法という
習得したい言語以外の言語を遮断する方法で短期間で語学を日常会話レベルまで
一気に習得するそうです。そもそも日本に来る諜報員は日本への留学経験もある人が多いので、
日本の文化や言語に対する素地があることも大いに関係あるとは思いますが、それでもCIAは群を抜いています。
世界水準の個人の能力とそれを活かしきる圧倒的な資金力は、さすがだなと舌を巻くしかありませんでした。
公安にも、CIAに負けず劣らずのユニークなキャリアの人はいました。
例えば、元白バイ隊員で車両の国際ライセンスA級を持ってターゲットを追いかける者や
農獣医学部の知見を捜査に活かす者まで、警察官になる人もさまざまな経歴を持っています。
元FBIの捜査官が講師として来ることもありました。FBIには超能力捜査官とかいますよね。
FBIは非科学的な捜査なども組織の仕組みとして取り組んで成果につなげているので、CIAに劣らないすごい組織です。 CIAは資金・人材・育成、すべてにおいて群を抜いていました。外事警察としてアフリカにいたとき、
格闘技の世界チャンピオン級がCIAにいたのですが、明らかに殺傷能力が高そうでした。
靴下に小さいナイフを忍ばせていて、非常に高いレベルまで訓練されていると感じました。
その気になれば瞬殺できたでしょうね。日本の公安は「警察官になった人」から選抜されますが、
CIAは才能を持つあらゆる人に対して直接スカウトしにいくので、偉才ぞろい。会った人の中に、
仏教の研究で博士号を取得していた人もいました。「諜報がてら仏教国を回れるから楽しい」
とか言ってましたね。世界チャンピオンの彼は「ちょっと気になることがあるからナミビアに行ってくるわ」
という感じで世界中を回っていました。資金力も日本の警察とは、雲泥の差があると感じました。
お金だけではありません。時間的な余裕も外事警察とは格段の差がありました。
大使館勤務もしていましたから、日本人のパスポートの再発行とか、
日本に行きたい現地の人のビザの審査もしていました。諜報活動はその合間に兼務する形です。
一方のCIAは、兼務なんてしません。諜報を専門としており、それに割く時間をたくさん持っていました。
日本に来るCIAの諜報員は日本語が信じられないくらい上手です。彼らはイマルジョン法という
習得したい言語以外の言語を遮断する方法で短期間で語学を日常会話レベルまで
一気に習得するそうです。そもそも日本に来る諜報員は日本への留学経験もある人が多いので、
日本の文化や言語に対する素地があることも大いに関係あるとは思いますが、それでもCIAは群を抜いています。
世界水準の個人の能力とそれを活かしきる圧倒的な資金力は、さすがだなと舌を巻くしかありませんでした。
公安にも、CIAに負けず劣らずのユニークなキャリアの人はいました。
例えば、元白バイ隊員で車両の国際ライセンスA級を持ってターゲットを追いかける者や
農獣医学部の知見を捜査に活かす者まで、警察官になる人もさまざまな経歴を持っています。
元FBIの捜査官が講師として来ることもありました。FBIには超能力捜査官とかいますよね。
FBIは非科学的な捜査なども組織の仕組みとして取り組んで成果につなげているので、CIAに劣らないすごい組織です。 ちなみに知事はテレビの制作のドキュメンタリー映画について、
自身や県職員の映像が無断で使用されていたとして、
「肖像権の取り扱いについて、倫理的に納得できていない」と文句をつけている。
そのうえでテレビの社長と議論の場を持ちたいとし、定例会見を拒否している。ところがだ、
新聞によればこれまで職務中に県職員や記者らの話題を許可なく書いてきたというではないか。
言動がめちゃくちゃである。そして新聞の政治部長さんはこういう尊大な振る舞いをなぜ見逃してきたのか
政治部長のコラムはさらに読みどころがある。今回の発言は、
《当時の派会長として初当選のため尽力した恩を、あだで返すことにならないか》と書いているのだ。
機密費で買収という件を追及するのではなく「恩をあだで返す」ことを叱っている。すごい、
怒っている角度が違う。コラムには名前が出てこない。恩をあだで返したのは同様だろうに。
検証を再燃させないための配慮を感じる。さすが政治部長そして新聞の1面コラムにも驚いた。
発言を取り上げているのだが、《「機密」を口にしたら身も蓋もない。触れない方がいいことには触らない。
伏せておくことは、しゃべらない。それで世の中は成り立つ》と書き、「それを言っちゃあ、おしまいよ」
と映画「男はつらいよ」の寅さんのセリフを引用していた。叱り方の角度が違う。ヤバい
これが新聞だというから驚いた。言論機関だというから思わず笑ってしまった。新聞、それを書いちゃあ、
おしまいよ。そして掲載された。登場し(1面トップ)、《知事の発言は軽率も軽率、極めて軽率です。
知ったかぶりをして言ったんでしょう。すぐに全て撤回したのはよかったですがね》え、知ったかぶり
子飼いがどれだけ「働いた」か、先生自身がいちばん詳しいはずなのに。このとぼけぶり。
新聞も結果的に護衛している。実際、地元の空気はどんな感じなのだろうか
《地元では「無風」の状況だ。県議からは早々と「不問」とされ、知事も今回のことを自虐的に話すなど、
通常の公務をこなした》「不問」にするかどうかはこちらが決めることだ。
最初から最後までカネにまみれていたという検証ができる重大な「事件」である。
しかし発言を撤回したら消しゴムのように言葉が消えると思われている。主権者、納税者はその程度に思われているようなのである。 この時です。戦争は絶対にいけない。それから貧乏もいけない。もう一つ病弱もいけない。
それは人間を悲惨に、不幸にするものだ、ということが、頭に焼きついた対談で、
尋常高等小学校卒業が「大学を出た人が、『あいつは高校時代の友だちだ』『中学の先輩だ
とか話しているのを聞くと、羨ましい」と語っていることに、大いに共感している。そして、
民衆のために戦っているのだと強調する。小説は、庶民の知恵というか、庶民の心をつかんでいる。
いいかえれば、庶民の史観というものをつらぬき通している。そこにベスト・セラーになる秘密があり、
文学の急所がある、とわたしは見ているんですが。自分の書いたものはよくわからないんですが、
はじめからそういう意識があってそれに沿って書いているわけじゃない。書いているうちに、
そういうふうになってくる。体質とでもいうものでしょうね。わたしたちも、方法はちがいますが、
庶民のために戦っております。政治のからくり、不正を大いに暴露されましたが、
これは民衆のために大変よかった、と喜んでおります。わたしたちはこんどは実地に追及して、
民衆の手に政治をとり返したい、と戦っておりますそれゆえに結成したと語るが、
宗教団体が政党を持つことの危うさについて問いただす。立場は、応援するというかたちですか。
そうです。ですから、わたし自身は選挙にでておりません。今後も出るつもりはありません。
それがなによりの証拠です。しかし、それは外部向けの公式発言のような気がする。結局のところ、
会長の指示なり意図なりに従って活動していると思う。いや、そうであれば、実力者といえるが、
みんなまわりが偉い人ばかりなので、反対に皆さん方にかかえられているのが実相ですよ。(笑)
追及を笑ってはぐらかしたが、秘めている政治的野望を、予言めいた口調で次のように喝破している。
少し現実的な問題になりますが、これからさらに伸びて有力政党になる可能性がある。
与党絶対過半数という現在の勢力率が破られるときがくる。そうなるとうれしい。
推理作家だからあたるだろう。(笑)そうすると、キャスティング・ボートを握る。なりたいもんですね。
なるでしょうね対談から約30年後、1999年に連立を組み、民主党政権の間を除いて、
今に至るまで政権与党として君臨して続けている。 外に定年延長が適用された人がいたかを聞かれると、「その後もいないと思う」と答えた。
そして、原告側が定年延長について、<定年延長を求めたのは法務事務次官と、当時の検事総長ですよ>
との記述があることに触れ、「総理がお書きになられている。これ事実ですね」と問うと、「えー、あの、
個別の人事にかかわることですので、控えさせていただきたい」と答えに窮する様子が見て取れた。
あいまいな答えが続くなか、単刀直入に切り込んだのが、最後に質問した裁判長だった。
「第三者的に見ると、定年退職の日に間に合わせるように、急いで準備したように見えなくはないが、
そういう見方についてはどのようにお考えですか」そう尋ねられ、
「そういう事実関係ではないと申し上げることになる」などと答え、
特定の検察官のためではないと主張した。また、裁判長が、
法改正が実現する前に勤務の延長を決めたことについて「違和感を感じる」とし、
「法務省で法改正後に適用という議論はなかったのですか」と質問すると、「ええ、まあ、ちょっと、
大事な人事にかかわってまいる質問なので、申し上げにくいなかなかお答えしにくいところではあります」
などと言葉に詰まりながらの答弁に終始した。よく知る元検察官に
こうした尋問の詳細を話すと、「検察官の中でも頭がいいことで有名です。理解が早く、先を読み、
いくつものストーリーを想定しながら動ける。大臣や検事総長らの質問にもすぐに相応の答えが出せる。
もちろん検事総長候補の筆頭でした」と人物評を語った上で、「検察官は、まず検察庁法が前提にあり、
国家公務員法からの定年延長なんて想像もしません。思いつき、
実現できたと評判になっていたほどです。『政権のための定年延長なので、検事総長は決まり』
という話も流れたほど検察内では大きな功績とされました。それほど評価の高い、切れるが、
法廷で答弁に詰まっていたなんて信じられません。よほど表に出しにくい話でもあったんでしょうか」
との感想を漏らした。裁判終了後、「解釈変更をしたのに、
全国にたくさんいる検察官にはそれを周知していないとはっきり言いました。
外の検察官は誰も知らないなかで定年延長が閣議決定され、大きなニュースになった。
全国の検察官はびっくりだったわけですよ。 これまでにもSNSはいろいろ試してきていて、自分が食べた料理の写真を載せて、
内容はマジメなことを書いていたんです。そうすると食べ物の写真がフックになって、より見てもらえる。
webメディアの人と話したときに「いまビュー数を稼げるのはネコ、オッパイ、ラーメンの三つだから」
と言われたのがヒントになっています。
オッパイはともかく、動物とラーメンの写真を載せて興味をもってもらう。
それが後に「漫遊」という概念を生み出すきっかけにもなりました。
たとえば福島県で被災して避難している人たちを伝えたくて、記事を書くんです。
だけど、これが届かなかった。「どうしたら読んでもらえるんだろうか」と悩みながら、
福島に向かう途中のドライブインで食べたオムライスの写真を載せたんです。
「これを食べて向かいます」と。そうしたら、ええっというくらい多くの人に読まれた。550円のオムライスが、
家を追われ避難している人についての文章の何百倍も見られるのかと愕然とするわけです。
それで次から食べ物の写真の下に一緒に伝えたい話を書くということを試すんです。
「写真と本文は関係ありません」「避難している人たちの近くの名物の〇〇食堂の」
とやっていくと読んでくれる人が増える。そうか、政治は難しいと思われているけれど、
「温泉に入りました」と写真を入れれば読まれる。「それなら今後は、漫遊をしよう」と。
会うために、長野まで車を運転していったんですよね。「ええっ、長野まで来てるの」と驚かれました。
インタビュー時間は、わずか20秒でしたが。でも、「いい画が撮れましたねえ」とニコニコされていましたよね。
2時間半かけて行った甲斐がありました。漫遊ですから、そのあと道の駅に隣接した温泉に
「20分だけ」とお誘いし、さらに側にあった滑り台も「滑りましょう」と提案しました。
「お金に困っているといっているわりに、ゴチソウを食べているよねえ」と素朴な疑問を口にしていたんです。
ああ、あれは、やむなく美味しいものを食べているんです。そうそう。どうやったら、
みなさんに活動を見てもらえるか。熟慮を重ねて、おいしい食事をSNSに載せるために、
ステーキを頼んでいるんです。ですから、僕はもう仕方なく美味しいものを食べているわけです。見せるために。もう、仕方なく。いや、本当に。 アハハハハ。だって、漫遊ですから。ただ、まだ動物はそんなに出せていないので、
これからはそちらにもトライしてみたいですね。動物だと、いまはクマがヒットしているようですが。
クマ、ですか。それは恐ろしいということで最近人を襲ったというニュースが多いでしょう。
考えてみると、取材は猟師のような側面もありますね。僕は車の窓を全開にして、
耳をそばだてて音がするほうに近づいていく。山の中でクマの痕跡を見つけて、
クマに迫っていくのに似ているかもしれない。そういえば以前、
「ツチノコを探して一攫千金を目指すのはどう」とある知り合いから言われたことがあります。
取材費をどうやって捻出しようという話をしたら、
「岩手県の遠野で河童を捕獲して連れていけば1000万円もらえる」
と教えていただいたこともありました。アドバイスされた人は本気でどうでしょうねえ(笑)。
あるいは、「各地に友達をつくって選挙ごとに泊めてもらったら宿泊費はかからないだろう」とか。
そうですか、クマねえ。でも、出会うとよくないですよねえ。
クマにも説いたというので人気もさらにアップするかもしれませんよ。「クマなく歩け」くらいしか言えない。
でも、クマかぁ。選択肢のひとつかもしれませんねぇ(とメモする)。食べ物はどうですか
いちばんはラーメンですね、やはり。ラーメンは取材に向いているんですよね。
サッと頼んで、サッっと出てきて、サッと食べられますから。ただ、行列するような店には無理。
空いているところでないと。そういえば、ゴハン抜きというのが何度かありましたよね。お昼も、
夕ご飯も、スケジュールの中には入ってないですから。いつも朝早くに何か食べて出て、8時始まり、
終了の20時までは食べないことが多いです。だから、カメラ越しにも目に見えて痩せていくんですよね。
そう。痩せます。「ダイエット」(笑)。ときには10キロ痩せました。そういう本を書くのは?『さあ、痩せよう』
とか。ダイエット本ですか(笑)。でも、痩せるのは本当なので、痩せたい人は試してみるのはありですよ。
ええ。とてもありがたいです。でも、もっともっと世の中に広げないと。以前は見かけなかったことですが、
そういえば最近、政治的な意見、考えをTwitterで発信することが増えているように思います。 裏金問題の報道は、11月2日に読売新聞と共同通信が「自民5派閥過少記載疑い
告発状提出パーティー収入4000万円」などと報じたことからはじまり、
11月18日にNHKが「自民5派閥の団体約4000万収入不記載で告発特捜部が任意聴取」
とスクープしたことで各社が報道を開始。12月1日に朝日新聞が
「安倍派、裏金1億円超か」とスクープしたことで報道がさらに加熱し、
ワイドショーはもちろん、産経新聞までもが疑惑追及をおこなう事態となっている。
しかし、そもそも自民党5派閥がパーティ収入を政治資金収支報告書に記載していなかった問題は、
昨年11月6日号の「しんぶん赤旗 日曜版」がスクープしたもの
(そのときは計2500万円分が不記載と報道)であり、1年以上前にはすでに明らかになっていた。
しかも、この問題を上脇博之・神戸学院大学教授がさらに精査し、
昨年から今年にかけて不記載の容疑で東京地検に告発状を出したのだ。
ところが、最初の赤旗スクープの後追い取材をおこなった大手メディアは皆無。
昨年11月に安倍派の不記載を上脇教授が告発した際も、
NHKと東京新聞が短く伝えただけだった。各派閥や政治家の政治団体の政治資金収支報告書は、
少なくとも公開から3年間は総務省や各都道府県の選管のHP上で誰でも確認できるし
(新潟県のみネット非公開)、大手メディアならば毎年、保存しているはずだ。つまり、
赤旗や上脇教授のように収支報告書を突き合わせていけば、数千万円にもおよぶ不記載があることは、
どのメディアも調査できたのだ。だが、この重大な指摘を大手メディアはスルーし、
検察が動き始めてようやく、報道を開始したのである。
大きな権力や影響力をもつ組織に持ち上がった大きな疑惑について、
大手メディアは独自取材や調査報道を放棄し、
警察や検察が動かなければ報じようとしない、ということだ。実際、第二次安倍政権発足以降も、
自民党議員をめぐる金の疑惑を週刊誌や赤旗といったメディアが数多く指摘してきたが、
大手メディアは独自調査することもなく、その多くをスルー。
記事にしてもせいぜいベタ記事扱いにで済ませてきた。とくに政治資金収支報告書への不記載問題は、
指摘を受けた議員側が収支報告書を訂正するとシャンシャンとなり、追及を受けないまま見逃されてきた。 政治団体側の収支報告書で、20万円を超えた明細が書いてあるページをチェックするんですよ
(20万円を超えた購入は記載しなければいけない)。20万円を超えて買ったのに、こっち(買った側)
は書いてて、こっち(売った側)は買ってもらったにも関わらず書いてないなど、もう全部、
一つ一つをチェックした。もう正直言ってね、心が折れそう、本当に心が折れそうでしたね。
細かい照らし合わせをした結果、5つの派閥で5880万円(これまでの総計額)
の不記載があることがわかった、これはどう考えても単純なミスではない。一つか二つだったら、
まだ単純なミスもあるかな、でも何件もある、かつ毎年ある。5つの主要派閥で、どう考えても組織的だと。
手口が大なり小なり蔓延してほぼ共通する手口。どう考えてもおかしいんじゃないかと。
細、20万円を超えるやつに気づかないはずがないですから、あえて書かないということは、
裏金が作られてるんじゃないかと。ただ、「裏金がある」と断定して告発しても受理してくれないので、
とりあえず20万円を超えた明細不記載で刑事告発して、最後の方に、
「どうも裏金が作られてる可能性があるからそこも捜査してください」というふうに言ったんです。
「しんぶん赤旗」日曜版の記者が私に取材で電話してこられた。派閥の政治団体の収支報告書と、
パーティー券を買っている政治団体の収支報告書をチェックされたそうです。北海道から沖縄まで、
収支報告書は選挙管理委員会や総務省がネット公表していますから、それをチェックしたそうで、
膨大な量です。ただ、告発するためには、私も再度チェックして、告発状を書かないといけないので、
1つ1つを確認して、告発状を書いたということです。告発を受けた東京地検特捜部が捜査を始めました。
これほど悪質となると、事務方ではできないです。事務方が勝手に裏金作ったとなったら、
政治家に怒られますよね。となると検察は、やっぱり事務方だけを立件するのではなくて、
高度な政治的判断に相当する裏金作りを認めて、あるいは指示した、そういう人たちまで、
やはり立件して欲しいです。事務方だけの立件で終わってしまったら、トカゲの尻尾切り、
あるいは弱い立場の人だけを起訴して、強い立場の政治家を起訴しないということになるので 首相を目指していることをメディアでも公言していたが、その夢の実現ははるか遠くなった。
「経済産業大臣を続投となったが、本人は官房長官を希望していました。
官房長官になれなかったので、来年の自民党総裁選に出馬して岸田総理と闘う心づもりでいましたが、
今回の件で白紙になったといえます」順調に出世街道を歩む一方で、
言動が問題視されたことも一度や二度ではない。自身のホームページに「世界美人図鑑」
と題して女性らの写真を掲載していたことがジェンダー的な観点や無許可掲載といった点で批判を集め、
「不愉快な思いをする方がおられた」と削除する事態に。
また、新型コロナウイルス感染対策の休業要請などに応じない飲食店について、
「取引金融機関を通じて働きかける」と表明した際も、“脅しめいている”との批判が殺到した。
「灘から東大というエリート気質をこじらせたのか、パワハラ気質なところがある。
怒鳴りつけたり『土下座しろ』とキレたことが報じられたことがあります(本人は否定)。
150連勤といったブラックな環境に耐えかねて、秘書官が次々と辞めたことも。
横柄な態度をとられ、『政治家でトップクラスに性格が悪い』とこぼす記者もいました。
総理になるためには長年秘書を務める“番頭”と呼ばれる存在が必要不可欠ですが、
番頭にも辞められていて、人望に欠けていると言わざるをえません」
“収支報告書への不記載は派閥の指示”と、裏金作りは組織的な行為だとみられている。
前衆院議長が会長を務めていた時代からの悪習で、会長に就任した際、
初めて裏金の存在を知って激怒。会計責任者を叱責して改善を要求したものの、されてしまったため、
改善は果たされなかったという内容だ。しかし、この報道には多くの人から疑問の声が。《死人に口なし。
いまさらそんな歴史修正したところで信じる者は一部を除いてもういないだろう。チェックメイトですよ》
《今更「元総理様は全てご存知で裏金を止めるように指示していたのに、部下が従わなかった」
とご主張です。まずもってそんな訳ないだろ。ではありますが、それ以上に
それが本当なら現面々は皆確信犯、全員有罪。で派は壊滅します。一体何をしたいのかと思います》
ほかにも《さすがに信じられない》《イタコに改名した方がよい》《史上屈指の後出しジャンケン》など、 肝に銘じているのは、握った手の数、歩いた家の数しか票は出ない。
余計なことは考えずにともかく歩けという言葉です。初出馬した選挙の時、
地域の支援者の方々と一緒に今日は200軒、次の日は300軒とひたすら選挙区を歩き回りました。
5万4000軒歩いて、獲得したのは5万6534票。まさに先生の言葉通りの結果でした。
父・二朗氏は角栄の盟友で、鳥取県知事、参院議員、自治大臣を歴任。
1981年に亡くなると角栄が葬儀委員長を務めた。三井銀行のサラリーマンだった石破氏は、
父の死後、角栄に背中を押された葬儀を終え御礼の挨拶に行くと、先生は、
「葬式に来てくれた2500人全員に、名刺持参で会葬御礼に回れ。それが選挙の基本だ」と言うんです。
当時私は24歳の銀行員。国会議員になる器でもないし、参院選に出るには被選挙権もありません。
そう申し上げると、先生が机をバーンと叩き、誰が参議院に出ろって言った。君は衆議院に出るんだ。
いいか、よく聞け。政治家ほど面白い仕事はないぞ。日本で起こる全てのことはこの目白で決めるんだ
と仰る。24歳の銀行員と、闇将軍が1対1ですよ。震えましたね。
銀行を退職、派閥秘書として政治修業を積み、1986年衆院選に出馬した
選挙に出るため暇乞いに目白邸を訪ねると先生は非常に厳しいことを言われた。
お前みたいなあんちゃんがなぜ自民党から立候補できるのか。1億8000万円安いからだと。
その意を問うと(地元の有権者は)茂は知らなくても親父さんのことは知っている。
あの二朗の倅ならば、そんなに変なやつじゃないだろうと安心感もある。
他の候補ならその安心感を得るまでに約1億8000万円かかるが、
お前はそれが要らないから出られるんだと言うんですね。
そう言われて悔しかったら今すぐ鳥取に帰って、毎日毎日、くまなく挨拶回りをしろと。
だから懸命に選挙区を回った。2代目の候補者は、皆同じことを言われたみたいです。
先生の教え子は地元回りを大切にする。常に有権者に接し、
国民の声を直接吸い上げることが政治の原点だという教えだと思います。
ロッキードの逆風で行なわれた1983年の総選挙では、お前たち、選挙では田中の悪口を言ってこい。
俺は田中派だが、角栄は許せないと言って当選してこいとハッパをかける場面も。 バイブレーター、ローション、SM用の拘束具など犯行で使用する道具を購入した。
アパート裏にある水道の検針を始めたところ、背後から頭に布状の袋をかぶせて、
いきなり殴る蹴るの暴行。そのまま“空き部屋”に引きずり込んだ。そして「俺は4人殺したことがある」
などと徹底的に脅してから、性的暴行に及んだ。その詳細は、出廷しなかった
代わって検察が読み上げた供述調書によって明かされた。『口淫させられ、
口内で出された精液を飲まされました。“録画している”とも伝えられた。
バイブレーターなどいろいろな性具で長時間、もてあそばれました。そして、
拘束されていた両足の粘着テープを剥がされて、性交させられた。“避妊具をつけることを約束する”
と伝えられたが、性交後に口淫させられて、避妊していないことがわかった』犯行後、
“自分が部屋を去ったあと、15分後に出るように”と伝えられたという。『被告は会社の同僚だったので、
会社にも行けなくなり、辞職せざるを得なかった。とにかくできるだけ重い処分を望みます』
こう締めくくられた供述調書に、弁護人は、「被告は横田という男から暴力、脅迫を受けていた。
犯行はその男に指示されていて、仕方なくやったこと。家族の支援で更生していくことも考慮してほしい」
と擁護したのだが、「横田という人物はどうやら被告がでっち上げた実在しない架空の人物のようです」
法廷では、前科も明らかにされた。9年前に住居侵入、強盗、
強姦の罪で懲役6年の実刑判決を受けて収監。仮釈放された直後に入社したのが、
現在の不動産会社だった。被告と2人暮らしをしていた母親は、証人として証言台に立った。
「私には示談金、賠償金を支払う余裕がありません。本人にきっちり責任をとってもらいます。
出所したら、更生の支援はしていきますが」と弱々しく答えたという。最後に何を思うかと問われ、
驚くべき発言をしていた。「何も思わない。前の犯行のときは無関係の女だから何も思わなかったが、
今回は同僚であってもやはり何も思わなかった」家族と、
自分の前科を知りながらも雇ってくれた不動産会社に謝罪するも、謝罪の言葉はひとつもなかった。
そればかりか、「夜、寝る前に、こんな犯行をすることを妄想している。
相手が困るからといっても、思いとどまることはなく、またやる可能性がある」 周囲の議員への気遣いだけは欠かさなかったようで、毎年夏前、
地元の玉ねぎをいっぱいに詰めた段ボールを国会議員会館の各事務所に配ることを慣例としてきた。
それが、今年は様子が違っていたという。「前年に、
政治資金で大量のたまねぎを購入して配っていたと報じられたことを気にしたのか、
今年はスーパーに売っているような、ネットに入った玉ねぎが3個だけ各事務所に贈られていました。
3個だけ送られても、事務所のスタッフで分け合うにも足りないと、秘書さんたちが困っていました」
数を激減させてでも玉ねぎを配りたかったのは、自身の今後のためだ。
「総理をめざす上で違うところを問われ、『いわゆる二世ではなく苦労しながら、政治家として、
地元の方々の支援を得てここまできました』『官僚の経験。行政組織がどういう力学で動くのか、
身をもって体験しています』とアピールし、永田町の失笑を買っています。
もともと車のナンバーを『2025年までに総理になる』という決意を込めて『2025』にするほど、
総理の座への執念が強い。そのためにも、仲間づくりは大切。自公だけでなく、
自身の地元でも勢力を伸ばしている維新の議員事務所にも玉ねぎを配っていました」
そんな努力もむなしく、
首相になりたかった2025年を目前に政治生命が脅かされるほどの疑惑の渦中にいる。
ただでさえ、パーティー券問題が発覚する前から地元では、
全国的な知名度を誇る前市長の衆院選立候補が取りざたされ、
「負ければ、総理どころか会長にもなれない」とささやかれてきた。さらにここに来て、
同じ派で期数が近く、ライバル視してきた政調会長との立ち位置に微妙な差も出てきた。
「派閥からのキックバックを受けていたと報じられているが、
ここ5年間の事務総長経験者には入っていません。
組織的な裏金づくりに関わっていた可能性が取りざたされるに比べ、
傷は浅いかもしれません。さらに今回の裏金騒動で政調会長から更迭されそうになったときに
『出処進退は自分で決めたい』と総理に辞表を提出したことも、
『一掃を画策した総理に反旗を翻した』と受け止められ、派内で評価されています。
これまではどちらかが突出するのはよくないと集団指導体制がとられてきたが、
今後は派閥の軸となっていく可能性があります」来年の夏前、玉ねぎを贈る余裕は 事務総長として組織的な裏金づくりに関与していたのではないかという疑惑に加え、
「架空パ−ティー」疑惑や、出張先で女性秘書官とコネクティングルームに泊まっていたという疑惑も報じられた。
問題がここぞとばかりに報じられる背景には、これまでの永田町・霞が関での“嫌われっぷり”
もあるようだ。「突然、経産大臣の秘書となりました。彼女の経歴を知った上で採用しているのでしょうか」
秘書を務める女性に関する、こんな怪文書が永田町関係者に届いたのは、
12月中旬のこと。怪文書には、女性秘書がSNSにアップしたとみられる、
黒ビキニを着た写真や露出度の高いコスプレ風写真が載っており、
女性の経歴やプライベートを問題視する内容が書かれていた。
この女性が政治家の秘書経験がないのに、事務所の秘書にとどまらず大臣秘書官も務めていたこと、
出張では隣部屋同士の内部で行き来できるコネクティングルームに宿泊していたことなどを報じた。
経産官僚があきれる。「この女性の前任の秘書官は、よくレクにも出席していました。
前任者は経産省時代に同期だった官僚ですが、度重なるパワハラなどに耐えかねたのか、
いつの間にか退任。その後任になった女性秘書官は、大臣室で見かけたこともないですね。
秘書官に就けたとはいえ、仕事らしい仕事はしていなかったのではないでしょうか。
総理になりたい割には、カネと女でつまずくなんて、わきが甘いですね」これまで、
「出張でたくさんのお土産を購入するために荷物持ち人員が必要」、「保冷剤の購入が必要」
などと細かく記された経産省内の“取説マニュアル”の存在が報じられたこともあった。
「あの騒動の後、不都合な情報がメディアに出ないよう、省内で統制が厳しくなりました。
本人もこれまでパワハラや秘書の大量退職が報じられてきたこともあり、
自身の評判を気にして、パワハラ的言動は少し抑えるようになった印象はあります。それでも、
大臣を辞めたと同時にこれだけ疑惑が書かれるのは、省内外に嫌っている人が多いからでしょう」
実際に、「24時に『急ぎません。朝までに仕上げてください』とメールを送ってきて、
徹夜での書類作成を余儀なくされた」「パワハラに嫌気がさした秘書たちが一斉退職し、
それに激怒する怒鳴り声が廊下に響き渡っていた」など、エピソードには事欠かない。 今回の判決は、違法行為をした公務員個人には、直接の損害賠償請求はできなくても、
「懲戒処分や刑事処分などで」制裁が加えられるはずだと述べたが、
それが全く実現していないことへの言及はなかった。また、国からの求償権の行使もなされていない。
つまり、本来法律が想定した公務員への制裁は空振りになっているのだ。ここでよく考えてみよう。
仮に、会社に雇われた運転手が職務中に事故を起こして人を死なせてしまった場合、
その遺族は、会社に対して損害賠償を請求することもできるが、運転手個人にも同様の請求ができる。
それは運転手に故意や重大な過失がなくても認められる。ところが、
今回の判決をそのまま放置すれば、完全な故意によって犯罪行為を指示し、
公文書改ざんをさせた上に、それによって一人の人間を死に追いやった公務員は、
なんのお咎めもなしで、謝罪すらしなくても良いということになる。
「公務員」だから、罪を犯しても特別に法律によって守られているのだ。繰り返して言おう。
「一般市民は、悪意なく単なる過失で損害を与えたら、被害者側に直接損害賠償責任を負うのに対して、
公務員だけは、悪意を持って罪を犯しても損害賠償しなくて良い」
というのが裁判所の考えなのだ。どう考えてもおかしいだろう。
法律もそんなことを想定したとは到底思えない。故意に損害を与え、特に悪質な場合で、
しかも十分な懲戒処分も刑事処分もまた国による求償権の行使もなされない場合に限っては、
例外的に、被害者が公務員個人に直接損害賠償を求めることを認めるべきではないのか。
高裁の判決は、公務員個人への損害賠償を認めれば、公務員が萎縮してしまうと言ったが、
判決により、犯罪行為を行うことについて公務員が萎縮することになるのなら、むしろ望ましいことだ。
裁判長は、この判決が「公務員は、罪を犯しても法律で守られているので心配ないですよ」
というメッセージを出して犯罪を助長していることを全く理解していない。極めて愚かな判断だ。
法律や最高裁の判例を形式的に当てはめると結論が著しく不公正なものになる場合には、
そのような結論に至らない解釈論を考えるのが「国民に寄り添う」裁判官である。
今回の裁判長は残念ながら、そこまでの知恵と勇気を持っていなかった。 「どんな状態か何かニュース入ってますか」「や、ヤバいですよ、飛行機が燃えてる。
この動画見てください」見せてもらった映像には、巨大な炎をあげる旅客機の機体の様子が。
ただ事ではない。30分ほどすると、乗っていた飛行機は松山空港に戻った。
女性スタッフの機内アナウンスが響く。「皆様、羽田空港の滑走路火災により当便は欠航となります。
明日、明後日の便もすべて満席です。ご対応できず大変申し訳ございません。
当便を降りて地上係員の指示をお聞きください。お帰りの交通費をご負担しますので、
お降りの際にスタッフから請求用紙をお受けとりください」受けとった「交通費請求のご案内」書。
航空会社の負担は1万5000円までとある。「えっ、この金額?それだけ」。これでは、
とても愛媛から東京までの旅費にならない。地上係員に尋ねると。「これ以上の負担はご勘弁ください。
交通機関から領収書を受けとっていただき、2週間以内に弊社へ郵送いただけますでしょうか。
ご指定の金融機関へ振り込みます。はい?明日以降の振替輸送ですか。大変申し訳ございませんが、
3日の便はすべて満席です。帰りの便は6日以降ご自分でご手配いただけますでしょうか。
電車やバスについては、弊社には情報がございません。ご迷惑をおかけして心からお詫び申しあげます」
4日から仕事。時刻は夜7時半を回っている。愛媛の実家に戻ろうにも、
義母たちは帰京すると見込んで温泉旅行に出かけ留守だ。仕方ない。空港近くのホテルに泊まろう。
だが甘かった。同じような状況に置かれた人たちは多数。ホテルはどこも満室だった。
ネット検察や電話をし続けること約1時間。ようやく見つかったのは、松山市内有数の温泉街の高級旅館。
1泊3万5000円。野宿するよりマシか(もちろん旅行会社の補償は1円もない)。
クタクタになって、タクシー代数千円を払い高級老舗旅館へ。
すでに夕飯の時間は終わっているので、近くのコンビニで買ったサンドウィッチを食べ早々に寝る。
翌日は飛行機が利用できないので電車に乗ることに。JR松山駅から岡山へ向かう特急列車は、
早朝から立っていなければならないほどの満席。岡山から東京までの新幹線「のぞみ」も、
少なくとも4日までは全席いっぱいだという。在来線を乗り継いで、立ったまま東京へ帰ることになりそうだ。 底値に達した32年7月にニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は10分の1になった。
「技術が発達していない昔の話だ」という人もいる。ただ、現在でも同じようなことは起こっている。
数年前までロシアやブラジルなどBRICSへの投資が注目され、
周りにもロシア株投信につぎ込んでいた人がいたが、今の価格は10分の1になっている。世界全体でも、
こうしたことが起こる可能性がある。バブル崩壊の可能性が高く、投資を考える段階でない。
自身も何年か前まで、全体として株価は右肩上がりで行くと思っていた。
だが(商品の価値は費やされた労働量で決まるという)
「労働価値説」で考えれば、お金は裏側で働く人がいるから価値があるわけで、
投資をしたからお金が増えるということはない。今起きているのは「ドットコムバブル」だ。
米アマゾンやマイクロソフトなどのGAFAMが実力以上の株価をつけている。しかし未来永劫、
繁栄を続けることはなく、必ず調整が来て元に戻る。投資は株ではなく債券を買えばいい。
米国の10年債はだいぶ下がってしまったが、それでも4%程度の利回りがある。
24年は円高になるリスクがあるので短期運用はダメで、米国債の20年債や30年債を買うべきだ。
ただ、債券そのものは新NISAの対象ではないのだが。その他にはギャンブルとしてやるのなら、
株価が下げトレンドに入ったら、(日経平均の日々の値動きのマイナス2倍の値動きが期待できる)
「日経平均ダブルインバース上場投信」は、短期勝負だが、すごくもうかる可能性がある。
バブル崩壊時はパニック状態となり、株価はものすごい勢いで下がるので、そこに乗っかればいい。
自身、日経ダブルインバースを購入したが、その後相場が上がり、半額以下になっている。
「言った以上、自分も買った」という程度で、資産全体に影響を与えるほど買っていない。
参入は、あくまで、皆がパニックを起こし、売りが売りを呼ぶ展開になったらすればいい。
早ければ25年にもバブル崩壊が始まると思う。相場が下落した後なら新NISAに参入できる。
ただし、積立投資はすべきでない。「ここは勝てる」という場面で勝負をかけるべきだ。
ぼうっとしている人は勝てない。少なくとも、老後資金や将来の支出に備えた貯蓄は、銀行預金や郵便貯金にすべきだ。 『事件になりませんか』と切り出しました」すると警察署では、素っ気なく返されたという。
「う〜ん、証明や証拠がないと、刑事は動かないんだよね」性加害に対して、メモさえ取らず、
まったく興味を示さなかったという。「こんなもんか」と愕然として、それ以上のやり取りはせず、
その後は警察に相談しなかった。何人かの弁護士にも、「事件とかになりませんか」と相談したが、
警察同様に「証明とか証拠がないとね」と繰り返されたという。警察や弁護士から何度も聞かされた
「証明や証拠」がまだ可能だった。しかし、その当時、警察に相談することはできなかったという。それでは、
その時代に、なぜ相談しなかったのだろうか。この点について、こう説明した。「12、13歳で警察ですか
恥ずかしくて、親にも言えないものは、警察にも言えないですよ。親と一緒に警察に行けるわけがありません。
性加害を受けたときに小学生や中学生では、言えないでしょ。子供では、どうすることもできませんよ。
頭にも浮かばなかったと思います。学校や友達で広まったら、生きていけません。死ぬ覚悟になります。
いじめや虐待と同じだと思います。人としての尊厳を奪われ、言えないから、傷が深まるんです」
性加害が半世紀も続いた背景として、事務所の影響力が発覚を遅らせたこともあるのではないかとみる。
「警察にも、事務所の強さが及んでいたと思っています。表に出ているのはごく一部で、
色々な事件がうやむやにされたり、もみ消されたりしました。加害者に罰が与えられなかったから、
これだけ被害が拡大したんですよ」そのうえで、警察や検察に対しては、次のように呼びかけた。
「子が被害に遭っていることについて、人の話を偏見なく聞くことが大事だと思います。
35年間も性加害を訴え続けてきて、ウソつき扱いをされてきました。今となっては、捜査できないでしょうし、
やらないでしょうけど、時効になっていない欧米の一部での性加害などについて、
今後の再発防止の意図を持って捜査すべきだと思っています。記録として、デモンストレーションとして、
捜査をやったらどうですか守るべき市民の声を聞かずして、何が警察なのでしょう。事務所周辺の方々も、
性加害に加担して隠ぺいしており、今でも捜査できると思っています。なぜしないのかということです」 (前夜は22時45分に就寝)
6:45 起床。自室で朝食(銀さけの焼き物、オムレツ、わらび豆腐など)
8:48 対局室に入る
9:01 お茶を飲み、ハンカチで手を拭い、応手△8四歩
9:11 手元のデジタル時計を持ち、時間を確認
9:24 正座からあぐらに組み替える
10:01 腕を組み、上を見上げる。そしてお茶を一口
10:30 午前のおやつを食べるため対局室から退室
10:43 対局室に戻る
10:50 羽織を脱いで畳む
12:30 昼食休憩のため、自室に戻る
13:30 休憩を終え対局室に
14:20 窓の外を見て、ハンカチで顔を拭き頭を抱える
14:40 盤面を見たままと記録係にささやく
14:58 お茶を二口飲む
15:58 左手で顔をガシガシと拭く
16:05 コップに水を注ぐ
16:20 脇息に肘を置き、扇子をいじる
17:05 コップの水を飲み干す
18:11 駒を片付け退室
19:00 自室で夕食(与一和牛のしゃぶしゃぶ、たたきえびなど)
(前夜は23時に就寝)
6:30 起床。自室で朝食(メニューは同じ)
8:34 対局室に入る。盤や駒台などをなで、その後目薬をひとさし
9:00 対局開始。30秒ほど盤面をにらみ、ゆっくりとした手つきで▲7六歩
9:04 水を一口
9:24 左手を頭に乗せて考慮
10:33 対局室に、午前のおやつのホットコーヒーと緑茶が運ばれる。配膳スタッフに一礼し、コーヒーにクリームを入れてスプーンで一混ぜ。正座からあぐらに組み替える
12:30 昼食休憩のため、自室に戻る
12:40 休憩を終えて対局室に。お茶を飲むなどしながら、盤面をにらんで長考。うな重は完食
13:50 「inゼリー」を一口
14:30 前傾姿勢で上体を揺らす
15:39 ハンドタオルで顔を拭く
16:02 いちごジュースをストローで飲む
17:03 ハンカチで顔を覆う
17:45 扇子で顔をあおぐ
18:04 封じ手の意思を示す
18:12 棋譜を確認し退室
19:00 自室で夕食(メニューは同じ) 名誉毀損で訴えた裁判では、記事の重要部分は真実と認定された。
少年たちの性的虐待についての告白に対し、法廷で「彼たちはうその証言をしたということを、
僕は明確には言い難いです」と述べていたのである〉
法廷という公の場で性加害の否定をしていなかった。新聞はこのことを死去を伝える記事で書いていた。
なら、もっと「影」の部分について言及すればよかったのではという思いを抱いた。
それが著名人の訃報を伝える記事の役割だろうと。しかし逆に、死去翌々日は好意的な内容に終始した。
今回その理由を聞かれたら「光と影」の記事は読み落としていたというのである。
信じられない。新聞を一字一句全部読んでないのか、とツッコんでいるのではない。
自分がその日に書く題材についての記事を読んでないのかという驚きなのである。
自社が何を書いているか読むのは当然だろう。そんな作業すらせずに書いていたようなのである。
皮肉を言えばエラそうで独善的なあの感じって、
ろくにリサーチもせずに独りで好き勝手に書いているからなのか。
そんな答え合わせが今回できたかも。気になるのは聞き取り調査をした側も同様だ。
ぬけぬけと酷い言い訳をしているのにそれ以上は何も聞いていないのだ。なんだそれ。
ちなみに訃報を海外メディアはどう伝えたか。BBCは業績にも触れつつ、《一方で、
物議をかもす人物でもあった。どれも証明されなかったが、パワハラと性的虐待の告発が繰り返された。
業界であまりに圧倒的な存在だったため、批判することはほとんど不可能だった。
強大な事務所を脅かそうと挑む人は、日本の主要メディアには皆無だった》
と書いていた。「事務所と日本の主要メディア」についても指摘していた。
この報道から4年後にドキュメンタリー番組を放送し、
それがきっかけで日本の主要メディアも性加害問題を報じることになった。
こうしてあらためて読むと示唆的でもある。
さて、今回の新聞の「検証記事」は専務取締役コンテンツ統括がまとめとして、
「新聞は社会における『炭鉱のカナリア』であらねばならないとの思いを新たにしました」
と冬休みの宿題の感想文みたいなものを書いて終わっている。これをしれっと年末に出して終わっている。
実際、これを書いてゴキゲンなお正月休みに突入したのだなとの思いを新たにした。 支えてくれた職員の皆さんから、拍手と温かい言葉で見送られ、涙の出る思いでした。
改革の道半ばで退任することとなり残念な思いですが、まずは捜査に協力し、
しかるべき時がくれば、しっかりと説明責任を果たしたい〉おい、この写真と文章さ、人望があり、
大活躍によりさらなる高みが期待される大臣が内閣改造で円満任期満了を迎えたようなものだろ
あと、「今」説明せぇいいですか、貴殿は「政治資金規正法違反疑惑により辞任した男」であり、
「場合によっては逮捕される男」なのこの次の投稿では、各国の大臣と楽しそうなディナーの様子を投稿。
そこに添えた言葉は「しばらく会えなくなることの別れを惜しみました」とある。
「しばらく」ってまた復帰するつもりか会場視察時の会見で自身の政治団体では「適正に処理している」
と言っていたのに辞任ってヘンでしょうよ。この人、本当に後先考えない人なのでしょうね。
内閣時代は感染症対策担当大臣でしたが、とんでもないことを言いだした。端的に言うと、こうです。
〈休業要請に応じない店舗に対しては、金融機関に働きかけてカネを貸さないようにする〉
こんな強権ありますか野党はこの暴言を批判し、首相は「承知していない」と突き放し、
結局撤回することとなりました。そしてこの男の空気の読めなさが徹底的に露呈したのが、
同氏の著書です。書評を書くべく仕方なく読んだのですが、ツッコミどころの連発で、
人生でもっとも苦痛な読書体験でした。高校時代に英語の小説を読まされたのよりもツラかったです。
飲食店を問題視したのは、マスクナシの会話がある特に大人数、
長時間の酒を伴う会合は大声になる可能性がありリスクが高い5人以上だとリスクが高まる
5人以上だとクラスターになる可能性が高いとのデータもある、などが影響したのでしょう。
で、ウイルスは今も存在しますが、マスクして4人以内で短時間の忘年会を心がけている人っています
大臣とノーマスクで大宴会やったでしょうよ。とにかく、ヒド過ぎる本なのですよ。
当時の自分がいかに頑張ったか、を振り返り、現在多数の人が苦痛にあえぐ後遺症(薬害)
にも言及せず。今は自身の政治資金の不正については「適正に処理している」ですって。
にこやかに去った様子を含め、これくらい鈍感な方でないと大臣なんてなれないんだな、と思いました。 海保機は一瞬で済む目視確認動作を怠った可能性がある一方、
JAL機の乗員は着陸進入時に滑走路上に停止していた海保機は視認できなかったと報道されています。
航空機側に衝突を未然に防ぐ装置が存在するのかというと、
2つのシステムが実用化されています。1つは「TCAS」と呼ばれる接近警報装置です。
この装置はトランスポンダーモードSと呼ばれる識別信号発信器からの信号に反応します。
すなわち、モードSを搭載した航空機が信号を発信しながら近づいてくると、
この装置はパイロットに注意を促してくれるのです。これをさらに進化させて、
自機の位置を緯度経度の座標情報を含んだ信号で、周囲にいる他の航空機に発信するシステムが
「ADS-B」と呼ばれるものになります。「TCAS」と「ADS-B」、
これら2つのシステムは多くの国で採用されていて、ヨーロッパなどでは「TCAS」
に反応するモードSの発信機を搭載していない航空機は混雑空域を飛ぶことができません。
さらにヨーロッパでは、2020年より総重量5.7t以上ある全ての航空機にADS-
Bの装備が義務付けられました。FAA(アメリカ連邦航空局)でも2020年から管制空域に入るにはADS-
Bの搭載を義務付けています。なお、アメリカではこれに先立ちADS-Bの普及を促すため、
2016年以降2度にわたり小型機にも1機当たり500ドルの補助金を出して同装置の設置を後押ししてきました。
ところが日本では、TCASやこれに反応するモードSの導入は進んでいますが、
ADS-Bは義務化されていません。海外メディアは、
この点が今回の事故の重要な要因として報道などで取り上げているのに対し、
国内メディアは、このことに触れていないという点に大きな違いがあります。
海外メディアは、今回の事故を起こした海保機は、モードSこそ搭載していたものの、
ADS-Bは未搭載であったと伝えています。ICAO(国際民間航空機関)では、モードSとADS-
Bの両装置とも基準を定めて各国に普及を呼び掛けています。そのようななか、日本はICAOの理事国、
それも国連でいえば常任理事国に相当するPart I理事国のメンバーなのにもかかわらず、
自国内における衝突防止対策はかなり遅れていると言わざるを得ません。 向いていませんでしたね。出馬したのは、「一回だけでよいから、やってくれませんかね」
と乗せられたからでした。しかし、政治の世界は自由が利きません。採決の際、
個人の意見と違っても、党として賛成、または反対を示さなくてはいけない。
方針に従えないときは、退席するのが精一杯でした。実際、野党が与党を追い詰めようと、
これまで主張してきた考えと反対のことを言い出し、与党案に反対しようとしたことがありました。
党の方針とはいえ、筋が通らないと思い、採決は棄権(退席)しました。後で幹部に呼びつけられて、
「なんで退席した」「今度そんなことをしたら辞めてもらう」と責められました。
人生哲学として、“自由”と“尊厳”が一番大事だと思っていますから、いくら議員であっても党利、
党略のために信念が蔑ろにされることは本当に苦しかった。それでも議員の間、せめて貫いたのは、
ポスト欲しさに魂を売り渡さない、という信念でした。だから、政治の世界では不器用で、
「出世」とは無縁でした(笑)。ほんと、政治の世界は人間としての真実を貫こうとすると、
実にくだらんですよ。いい加減すぎます。パーティー券収入の裏金問題だって、
ずーっと昔からあったらしいですね。ヤクザの上納金みたいなもんです。
キックバックについて駆け出し議員に聞いたら、「僕なんて数万円なんですけど」ってボヤいていましたよ(笑)。
弁護士業をベースとして、ボランティア活動にも携わっています。弁護士としては民事がほとんどですが、
時々、国や公共団体などの行政法に関わる事件があります。といっても、
単独で事件を担当するより、働き盛りの若手や中堅の弁護士ら数人と組んでやっています。
政治家経験は役に立つことはありますね。政治家と面識があり、内部の動きが非常によくわかります。
人生の刺激剤としてボケ防止になっています(笑)。政治の世界は、金銭的損得勘定からいえば、
まったくロスでしたよ。10分の1、20分の1ぐらいに収入が減りましたから。
それなりのイメージがついてしまって、弁護士としての仕事は減りました。固い企業など、
好まない依頼者もいますから。費用が高いんじゃないか、と敬遠される面もあります。代わりに、
どこの弁護士にも受けてもらえず、ウチに飛び込みで相談にくるような事件が増えましたね。 殺人事件の捜査で元県警幹部がキオクシア(旧東芝メモリ)製SDカード
「ライトワンスメモリカード」の証拠を隠蔽したとして告訴された問題で、
事件発生の2年前に警察庁主催のコンクールで他県警からライトワンスが
「改ざん可能」と指摘されていたことが分かった。長年鑑識に携わった警察官が、
パソコン上で画像編集できるとの実証結果を示していた。
ライトワンスは現在も全国の警察で広く証拠の撮影・保存に使われている。指摘したのは、
県警で交通鑑識を約30年担当した(62)。2010年に警察庁が「極めて卓越した専門技能を持つ」
と認める広域技能指導官に指定され、22年には長年の功労で警察庁長官表彰を受けている。
18年、県警高速隊の警部補として警察庁の「警察装備資機材開発改善コンクール」
でライトワンスの問題点を指摘し、大賞に次ぐ表彰を受けた。具体的には、
17年9月23日に覆面パトカーと別のパトカーを撮影して、画像データをライトワンスに書き込んだ。
5日後にそのライトワンスからデータを読み取ったパソコン上で画像を編集し、
双方のナンバーを入れ替えた車両の画像を別のライトワンスに保存。
撮影日も実際より3日前の「9月20日」に書き換えることができた、との実証結果を示した。
キオクシアは、ライトワンスを「改ざん防止機能付き」の書き切り型媒体と紹介。
カードに一度記録した画像ファイルの上書き(編集、加工)や削除はできないとしている。しかし、
同社は「パソコンにコピーして編集したファイルを新たなライトワンスに書き込むことができる」と認めた。
一方、警察庁は「お尋ねの指摘は確認できなかった」としている。
ライトワンスを巡っては20年に起きた殺人事件の公判前整理手続きで、
被告に有利な証拠画像34枚が改ざんで隠蔽された疑いがあるとして、被告側が昨年11月、
証拠隠滅容疑で当時の署長らを告訴した。警察庁は同月、47都道府県警のうち44警察
(他社製との併用含む)がライトワンスを使っていると国会で説明。
県警は18〜23年度に購入していることが分かっている。 2022年8月〜2023年6月、ソープランドなどで勤務し約239万円を得ていた。
また規則に反して、行政文書を無許可で持ち出し自宅で保管していた。
2022年7月〜2023年5月、ソープランドなどで勤務し約200万円を得ていた。
2022年10月〜2023年9月、男性用ヘッドスパで働き約136万円を得ていた。
職員による風俗店での無許可兼業は近年複数回、発覚している。
なぜ風俗店でこっそり副業をする職員が後を絶たないのか。
「ソープランドなどのピンク産業はもっとも脱税が多い業界のひとつです。
勤務している給与も客の支払いも現金が多く、しっかりと帳簿に残っていないことも少なくない。
元職員はこのような実態を知った上で、『この業界での副業はバレない』
と考えて手を出したんでしょう」署員として得た知識をもとに、兼業が発覚しにくいピンク産業を選び、
納税もせずにカネを稼いでいたことになる。言い換えれば、脱税に加担していたわけだ。
処分を受けた3人(いずれも後に依願退職)の中には、
風俗産業と同様に脱税が横行しているパパ活を行っていた職員もいたという。
「年末にも、無許可で風俗店で働いていた職員が懲戒処分を受けていますが、
このところ毎年のように処分者が出ているんです。
「スマホでFX取引を繰り返していた職員2人が減給の懲戒処分を受けました。
一人の職員が9カ月間で3000回以上、トイレなどで隠れて取引を繰り返していました。
このように勤務中に株やFX取引を行ったことによる処分は多いです。
調査をすると、株やFXでものすごく利益をあげている個人の詳細がわかります。
それに憧れて自らも手を出して依存しているんでしょうね」職員によるさまざまなジャンルのトンデモ事件が相次いでいる。
持続化給付金をだまし取る詐欺事件。勤務先に人糞を何度も送付した猟奇的な事件。ストーカー事件も起こしていた。盗撮に大麻
酒が好きな人間も多く、未明まで身内の飲み会に参加した後、
勤務先近くのマンガ喫茶に宿泊して早朝からまた勤務している職員も少なくないですね。
あと、少し頭の回る人間は退職後に再就職も見つかりやすいということに目をつけて、
興味がないのに入ってくるケースもある。企業は元というだけで採用したがりますから」温泉で現金13万円が入ったセカンドバッグを盗 松山市堀江町の国道196号「粟井坂トンネル(松山方面)」
の出口から10メートル程の歩道上に仰向けに倒れている男性を、
付近を走行中のドライバーが発見し消防に通報した。
救急隊が駆け付けたところ男性は心肺停止状態で、搬送先で死亡が確認されたという。
その後、死亡が確認された男性は、松山市内に住む愛媛労働局に勤める国家公務員(61)と判明した。
男性は「愛媛マラソン」と記載されたオレンジ色のネックウォーマーを着用していたという。
警察は、男性がランニグ中に体調を崩したとみて原因を調べていす。男性が発見された現場は、
愛媛マラソンのコース付近で、この時期、多くのランナーらが練習していす。レッスン中だったのか、
現場ではピアノ教室に通う生徒の中学生が縄で両手を縛られた状態で見つかっている。
残忍な方法で殺害された印象について、市役所の関係者は「笑顔の優しい人でした」
と無念そうに話す。「市の少年少女合唱団で、子供たちに音楽を教えています。
練習は月イチくらい、発表会も年に2回程度行われ、発表会があったばかりでした。
昼間、家からはよく綺麗なピアノの音が聞こえましたよ。
子供からはもちろん、親御さんからも信頼されていたので、
なぜ彼女がこんな目に遭わなければいけなかったのかわかりません」
家では次女、その子供2人の4人で生活していた。近隣に住む40代は、
「彼女を悪くいう人はいませんよ」という。「ご主人は20年ほど前に亡くなっていますが、
子2人を育てあげて、人当たりがいいから町内の会議にもよく参加されていました。
すごく人徳のある方でした。数年前、次女と一緒に『なんでも鑑定団』に出演してたこともあるんです。
ヴィンテージカメラを出品してたんじゃないかな」「ここ1、2年、母と娘の言い争いや喧嘩が絶えなかった。
次女は2年ほど前から、職種はわからないけど水商売の仕事を始めたみたい。
派手な化粧に露出の多いミニスカートを着て、明け方に見かけることもありました。
一緒に住んでいた次女の旦那が、離婚したのかまではわかりませんが、
家を出ていったんです。前後するように母親と言い争うような声が聞こえたり、
次女らしき声で子供を叱りつける声を聞くことが増えた。
次女の子供が小学校に登校するときに、ひとり泣いている姿も見たことがあります」 酒に酔った同僚女性に対する不同意性交等の罪などに問われている元県警本部、
組織犯罪対策課次長(56)。県警内部の飲み会後に市内を走っていたタクシーの車内で
酒に酔って抵抗できない20代の同僚女性に対し、同意を得ずにわいせつな行為に及んだ上、
女性の自宅に行き、淫らな行為を行い、その様子の一部を撮影した罪に問われていす。
裁判では被害者代理人が被害者の言葉を代読した。「近い将来、
結婚を予定していた彼氏と両親との顔合わせはこの事件を受けて白紙になりました。
犯人を絶対に許すことはできないし、できることなら一生刑務所に入っていてほしい」
検察は論告で「立場を利用し、被害者の性的尊厳を傷つけた犯行態様は悪質。
被告人が事実を認めて法廷で反省しているものの、犯行に至る経緯や動機に酌量の余地が全くない」
などとして懲役7年を求刑。一方、弁護側は事実関係については争わないとし
「被告人は自分の犯行が被害者に肉体的にも精神的にも苦痛を与えたことを後悔しており、
その犯情の悪質さから実刑も覚悟している」として、
汲むべき事情を適切に評価して適切な量刑となるよう求めた。元県警幹部の男が、
同僚の女性に同意なくみだらな行為をした事件の裁判で、検察は男に懲役7年を求刑した。
元県警幹部(56)は、県警内部の飲み会のあと酒に酔った女性警察官にタクシーの中で
わいせつな行為をし、女性の自宅で同意を得ずにみだらな行為におよび、
その様子を撮影した罪に問われていす。公判で検察は、被害者が泣きながら
「この辺りで帰して」と言っていたにも関わらず犯行を継続し、介助を装って犯行に及んだことを指摘。
「自分より下の立場にある被害者が、抵抗困難な状態であると認識しながら、
自分の性欲を満たすために蹂躙し極めて悪質である」などとして、懲役7年を求刑した。
弁護側は「被告人は被害者に苦痛を与えたことを後悔していて、実刑も覚悟している」
として適切な量刑とするよう求めた。被害者は代理人による意見陳述で
「事件の日のことがフラッシュバックして、吐き気や頭痛がする。日常すらままならず、
周りの目が怖くて仕事に行けません。犯人は一生刑務所に入っていてほしい」と思いを語りた。
「30年以上に渡って勤務してきた警察官を懲戒免職され実名で繰り返し事件が報道されてきた」と述べた。 愛媛県松山市の陸上自衛隊松山駐屯地は20日、
同僚に平手打ちをした男性隊員を停職6日の懲戒処分にしたと発表しました。懲戒処分を受けたのは、
松山駐屯地第110教育大隊所属の男性陸士です。松山駐屯地によりますと、男性陸士は去年10月7日、
同僚の男性隊員とすれ違う際に体が接触、その後、謝罪に来た男性隊員に平手打ちしたということです。
松山駐屯地の調べに対し、男性陸士は「自分が悪いのに謝ってきたので、
場の空気を変えるために平手打ちをした」と説明しています。第110教育大隊長の鳥生浩成2等陸佐は
「このような事案が生起したことは誠に遺憾。服務指導の徹底を図り、
再発防止に努めていく」とコメントしています。愛媛県松山市の陸上自衛隊松山駐屯地は、
同僚の隊員を平手打ちする暴行を加えたとして陸士の男性を停職6日の懲戒処分にしたと発表しました。
停職6日の懲戒処分を受けたのは、松山駐屯地第110教育大隊に所属する陸士の男性です。
松山駐屯地によりますと、男性陸士は去年10月7日に施設内の居室で、
同僚の隊員を平手打ちしたとしています。
男性陸士と同僚は直前に教室内で体がぶつかりトラブルになっていて、その後、
同僚が男性陸士に謝罪したところ今回の暴行に発展したということです。男性陸士は
「自分のほうがぶつかったのに謝られ『空気を変えるため』に手を出した」と説明。
「手を出したことを反省し同僚には申し訳ない」と話しているということです。
第110教育大隊は、自衛官候補生などの教育訓練を担任する四国で唯一の教育部隊です。
陸上自衛隊・松山駐屯地の隊員が訓練中に部下に暴行を加えたとして8日、
停職処分を受けました。2月9日付で依願退職するとしています。
停職1カ月の処分を受けたのは、中部方面特科隊の男性3等陸曹(37)です。
松山駐屯地によりますと3等陸曹は2022年6月17日に愛媛県外で訓練中、
部下の隊員の左足を足蹴りするなどの暴行を加えたとしています。暴行を加えた理由は
「再三に渡る指導に従わず腹を立てた」ためとしていて、「申し訳ない」と話しています。
3等陸曹は暴行の疑いで書類送検されたあと不起訴になり、2月9日付で依願退職するということです。
松山駐屯地は「このようなことが起こり誠に残念。今後さらなる指導の徹底を図る」としています。 撮影でおれの家の入口を塞ぐわ、敷地を勝手に使うわ、公道の歩行者通行を妨害するわで、
道路使用許可証見せてくれつーたら、、、許可されたのと違う場所を占有してるし…
指摘しても無視して撮影続けるし。メディアの傲慢さが生き残っていることを確認》
《警察に電話すべきです。責任者が書類送検されます》とのリプに、ユーザーは《しました》と返信。
仕事帰りの男性がマンションに入ろうとすると、20〜30人ほどの現場スタッフとともに、
撮影機材などが置かれ、なかに入れない状態だったようです。マンションに面した道路では、
スーツに黒サングラス姿の『ハンター』とおぼしき人や演者が叫び声をあげて走っていたことから、
番組は『逃走中』だったのではないかと思われます」歩行者が妨げられる状況だったことから、
男性は道路使用許可書の確認をするため、撮影の一時中断を打診すると、あろうことか、
「みんなの道路だから撮影してもいいんです」「一般の方々と我々は違うんです。
静かにしてください」などと言われ、現場スタッフは撮影をそのまま続行。この男性以外にも、
管轄の警察署には苦情を訴える通報が入っていたため、警察官の到着をもって、
午後1時半ごろに撮影が撤収されたという。男性のもとには責任者から「今後気をつけます」
との謝罪があったようだが、男性は謝っとけばいいんでしょ、という感じに傲慢さを感じました
などと語っていた。住人の苦情を無視して撮影を続行するとはびっくりを通り越す
もう本当に何様なのかwフジテレビのロケスタッフにあまり良いイメージがない。
月九の撮影で住宅街使っていて、道路も封鎖するわ、
ただ自分の家に向かってるだけなのにめちゃくちゃ偉そうに早く歩け!
みたいに言われてこの人たちは一体なんなんだろうと思いました。
別のドラマのときもフジテレビで、やはり同じような対応でした「一般の方々と我々は違うんです。」
この部分はテレビ業界の慢心ですね。絶対余罪がありますね。全国そこら中でロケはやっているが、
これまで1000回はこの文句を使ってるでしょうね「一般の方々と我々は違う」とかいったら、
法的根拠を求めるねなど、制作会社スタッフへの批判の声が殺到。テレビが娯楽の絶対王者
ではなくなって久しいいま、番組制作者のおごりなど、ただの勘違いでしかない。 《ずっと同じ内容のポストして恐縮ですが週刊誌に被害を訴えてる人たちの証言と同じくらい、
証言もマスメディアで扱われるべきたと思う裁判前とはいえとても理不尽だと感じる》
ここに登場するのは、「SEX上納システム」と名付けている性的行為強要疑惑に関与した、後輩お笑い芸人だ。
記事を強く否定しているが、ご存じのない方がたくさんいらっしゃることからもわかるように、
ワイドショーなどはほとんど取り上げていない。ただ、新聞の慰安婦報道問題など、
マスコミ不祥事の歴史を振り返ってみれば、このような「偏向報道」はちっとも珍しい話ではなく、むしろ
「平常運転」だ。「〜によりますと」と他人の話に乗っかって無責任に「疑惑報道」をあおるだけあおって、
いざそれを否定するような声が出ても「黙殺」する。その結果、疑惑を指摘された人は「罪人イメージ」
が定着して社会的に抹殺されていく。そんな「人民裁判システム」と呼んでも差し支えないメディア・
リンチがこれまでも定期的に繰り返されてきた、という動かし難い事実があるのだ。
この「人民裁判システム」の恐ろしいところは、個人だけではなく、国や行政、企業などあらゆる組織まで
「私刑」を下すことができるところだ。「組織の被害を訴える人」の主張にマスコミが乗っかってくれれば、
「疑惑を否定する人」は黙殺されていく。そうなると、疑惑の組織に対して、「反社会的」
「犯罪者集団」というイメージが社会に広がり、大衆の憎悪が膨らんで迫害や排斥は始まる。
そうなると、あとは何を反論しようとも「犯罪者の言い訳など信じられるか」
の一言で耳を傾けてもらえない。警察に何かの罪で逮捕されたわけでもないのに、
マスコミがあおった反社会的イメージだけで社会的に抹殺されてしまうのだ。
非常にわかりやすい「成功事例」である。元首相の事件以降、この団体には
「反社会的」という社会的評価が定着している。しかし、組織的に計画したとか、
トップらが違法行為をするように指示して逮捕されたというような事実はない。
では、「反社会的」の根拠は何かというと、マスコミ報道だ。金などをめぐる民事訴訟をしている者など
「被害者」の主張に基づく報道である。よく似た構造で当然、「これは偏向報道だ」と指摘する人もいる。 例えば、改革に携わっている弁護士は、黒いところはないのかと問われて、このように述べている。
「黒いところはないと思います。ざっくり言えば。2009年以前のことは、
昨年に依頼を受けたばかりなのでわかっていない部分があるかもしれませんが、
下っ端がやりすぎちゃうとか、ちょっとしたいざこざは、いつでもどの組織にもある。
ただ、少なくとも、2009年以後はトップの意思で黒いことをしてはいません。
内部規定はクリーンで、人事評価は下からの評判を元にしているくらいです。
実際、2009年以降に行われた献金について、ほとんど新たな訴訟は起きていません。
ただ、15年以上前の判決を見れば個々人の行き過ぎもあったようにも読み取れるし、
過去の活動には改善の余地もあったと思います。それは反省すべきところだし、
今も現在進行形で反省しています。悪いところがあったらご指摘くださいということです」
弁護士は、コンプライアンス(法令遵守)やインテグリティ(高潔さ)の専門家として、
海外などでも豊富な実務経験を持つ一流の国際弁護士だ。旧会の者でもない。
この組織が抱える課題や、改革の進捗などを語ってもらうには、これほどの適任はいないだろう。
しかし、弁護士の見解がマスコミで取り上げられることはない。
いわゆる「旧会報道」で「旧会に詳しい弁護士」として登場する弁護士といえば、「被害者」
の支援をしている全国弁連の弁護士と相場が決まっており、弁護士の主張だけではなく、
その存在まで大手メディアには「黙殺」されている。なぜ、ここまで露骨な「偏向報道」
に流れるのかというと、まったく同じで、「人民裁判システム」が作動しているからだ。
そもそも、なぜマスコミが疑惑報道を否定する人たちを「黙殺」するのかというと、
アクセスジャーナリズムという問題がある。これはメディアがネタ元(情報源)
に過度に依存してしまうという問題だ。日本の場合、国連特別報告者から「記者クラブ制度」
がアクセスジャーナリズムの温床になると指摘されている。このように「ネタ元依存」
が異常に強い日本のマスコミは、勇気を出して被害を訴えてくれた人や、
自分たちが取材できないようなインサイダー情報をくれる専門家を過度に持ち上げて、
何の裏取りもしていないくせに「絶対に正しい」と思い込む。 そのため、それを否定する人があらわれると「黙殺」してしまう。
そんなアクセスジャーナリズムという構造的な問題をこれ以上ないほどわかりやすく体現しているのが、
「旧会報道」だった。テレビでも新聞でも週刊誌でもネットニュースでもいいので、
これまでの旧会に関するニュースを読み返してみると、ある奇妙な事実に気づくはずだ。
それは「情報源が異様に少ない」ということだ。まず、「専門家」は全国弁連に関連する方々と、
ジャーナリスト。そして、「被害」を訴えている元に関しても、報道の中に登場するのは女性など数人だ。
つまり、「旧会報道」というのは、「限られた数の情報源」によってのみつくられたものだ。
これを裏返せば、この「限られた数の情報源」にそっぽを向かれてしまったら、マスコミの「旧会報道」
は成立しないということでもある。自分たちで取材をすればいいじゃないかと思うかもしれないが、
元首相が倒れるまで取材していたマスコミ記者など皆無だ。それに引き換え、
弁護士はもう何年も追い続けている。今あわてて取材をしたところで、知見も人脈も足元にも及ばない。
となると、マスコミがとるべき手段は、弁護士への完全依存しかあるまい。ネタ元が指摘した「問題」は、
ワイドショーのスタジオでも「問題」だと取り上げる。彼らが「旧会は反社会的団体だ」と言えば、
それをそのままコピぺしたような議論が行われる。そして、弁護士の主張と真逆のようなことを言う人は
「黙殺」される。このあたりの構造は、性加害疑惑報道をめぐるマスコミの関係とまるっきり同じだ。
「性加害疑惑」の被害女性たちはすべて握っている。今さらマスコミ各社がこの件を追いかけたところで、
彼女たちのような被害者を見つけることは難しい。となると、マスコミがこの報道をするにあたって、
進むべきは完全依存しかない。報じたことを正確に解説をして、主張を世に伝えていく。その一方で、
否定するような反論は「黙殺」する。つまり、疑惑報道と旧会報道は見え方がまったく違うが、
根っこは同じなのだ。依存をしている相手が違っているだけで、どちらも「アクセスジャーナリズム」
が引き起こした偏向報道である。さて、いろいろ偉そうなことを語らせていただいたが、実は何を隠そう、
この私もマスコミから「黙殺」されている当事者だ。 元首相の害以降、旧会の取材を進めてこれまで50人以上の現役者や団幹部たちにインタビューをしてきた。
ちょっと話を交わした者も含めたら100人を超えている。会や自宅にも何度もお邪魔させていただいた。
また、遠目にしか見ることしかできなかった、清平にある本部の内部にも足を踏み入れたり、
「日本政治を陰で操る旧会のフロント組織」
とマスコミが散々叩いている国際連合の集会や街宣に密着したりしている。
こういう取材を続けてきてたどり着いた結論は、
いわゆる「旧会報道」がかなり「被害者」側のバイアスの強い偏向報道だということだ。
断っておくが、弁護士や名乗る女性たちの言っていることが「間違っている」
などと言いたいわけではない。ただ、「性加害疑惑」を否定する人たちがいるように、
マスコミで元たちが語っている話を否定する現役たちもたくさんいる。
国内だけでも数万人もいる団体を俯瞰して理解するには、元の人たちの証言だけで十分ではない。
彼らの話と同じくらい、現役の言い分もマスコミが取り上げなければフェアではない、と言いたいのだ。
こういう話を事件後、繰り返し主張してきた。本にもまとめた。しかし、テレビや新聞に働く友人・
知人に話をしてもだいたい相手にされない。マスコミにとっては「反社会的の肩を持ち、
報道を否定するようなこと」を言っている私も「黙殺」すべき存在ということなのだろう。
そこで、社会から完全に抹殺されてしまう前に、
これまでの取材でわかった事実を少しでも多くの人に伝えておこうということで、イベントを企画した。
これまで述べたような旧会報道の問題点にとどまらず、そもそも旧会という組織が、
自党と距離を縮め、全国弁連と敵対するきっかけになったという「スイ防止法」などについても、
パイ事情に詳しい国際ジャーナリストとともに語っていく。