わたくしは新城高校中退・黒岩雅彦。
幼馴染で同級生の友達も居ないのでトイレの個室に弁当を食べに行って、 3人ほどの男の怪しげな笑い声を耳にした。
弁当を食べるのに夢中になっていたわたくしは、 真上から落ちてきた便所水に気付かなかった。
わたくしはその便所水を浴びせられ、目を開けたら・・・

体が濡れてしまっていた。
『黒岩雅彦が授業をサボったと先生にばれたら、また悪口を言われ、周りの人間にも笑われる』
イマジナリーフレンドのとろり~んやガソリーヌの助言で教室に戻ることにしたわたくしは、 先生に名前を聞かれて、とっさに『あ、あ、すいません…』と聞こえないほどの小声で説明し、授業に参加するために自分の席に着いた。
ところが、わたくしの体は便所水でびしょ濡れで・・・ とんだ悪臭発生装置で、見かねた先生はジャージに着替えるよう勧め、 さぶ汚は持ち前のキモさで、次々とクラスメイトから笑われてきた。
おかげで、さぶ汚は今や世間に名を知られた無職。
クラスメイトはと言えば、家族も居て職場でも出世。
豚しゃぶ丼スレで過去の黒歴史や現在の散々な生活をバカにされる始末。

大きくなっても頭脳は幼稚、職歴無しの名童貞
真実はいつも1つ!